I, Machine ― 機械のごとく書くということ ―
毎日、機械の如く書くこと。これを目標としています。
日々執筆を行っているのですが、執筆テンポは日によってかなり変動があるのです。
作品が完成間近になると、焦って普段の日常パターンが崩れてしまうこともあります。そうなると、寝不足や運動不足、あるいは他の日常業務に差し障りが出てしまいます。
逆に、書いている際に飽きが来て、プロットを消化できなくなることもあります。
登場人物への感情移入に中てられて、テンションが上がりすぎたり、あるいは読み返してみて、そのくだらなさにテンションが下がったり、と忙しく精神は揺れ動きます。
この変動はイヤになります。なんとも素人っぽい。
もっとクールにこなしていきたいものです。
そう、言うなれば機械のごとく。
そんな境地に辿り着くのが目標です。
いつも通りにやってきたことをいつも通りにやっていく。これがベストな流れでしょう。
ひたすら毎日書いて、己を鍛えていく。
そして、気がついたら一流になっている。気がついたら達人になっている。
そんな境地にあこがれます。
周囲に目を向けたら、他の小説家が賛美されている声が耳にはいるかもしれません。
自分が目指すのと異なるジャンルの小説がもてはやされているのが目にはいるかもしれません。
そうなると、自分は今のままでいいのか、と自問自答してしまうことでしょう。
自分の執筆スタイルを変えるべきではないのか、と慌てることもあるでしょう。
慌てることはありません。
慌てることは、百害あって、一利なしです。
慌てたところで、創作の質が上がるわけでもありません。
創作というのは、勉強などと一緒で積み重ねが基本です。
何かを思い立ったところで、うまくいくものではありません。
例え、うまくいっても、それはまぐれでしかありません。
周囲の雑音に心を動かさずに、知識をためて、技術を磨く。これしかできることはありません。
慌てたとしても、そのスリルを楽しむ。そのぐらいの心の余裕を持って日々の執筆に望むのが一番でしょう。
機械のように書き続けるのです。
長期的に見て、感情に従うよりも、機械のように感情をオートメーション化して書いた方が生産的に決まっているのです。
それを念頭に、欲望を抑えて書きましょう。
忍耐は美徳です。
肉体と同じく、精神も鍛えて強くなります。
執筆を通じて、人格に深みが出れば、言うことなしです。