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幻想戦記  作者: 竜影
第2章
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第76話 強大な悪意との死闘





一方、彼女に追われているクトーレと、訳もわからず巻き込まれたルルカも、モクルスレイを離れていた。ディステリアたちに無事脱出できたことを伝えようとするも、戦闘中だった場合を考慮して思い留まる。一応、合流地点について伝えてはいるが、狙い通りそこに辿り着けるか。

「(まあ、うだうだ考えてもしょうがないよな)」

突然、クトーレが何かに気付き立ち止まる。

「どうしたのよ~」

ぼやく彼女に、「ちょうどいい」とクトーレが呟いたので、ルルカは首を傾げた。

「私怨による戦いがいかに醜く、悲しいものか、よくわかりそうな奴が来た」

まだ理解できず首を傾げていると、風を切った何かが二人の前に着地した。ルルカは目を見開いたが、クトーレは別に驚いてもおらず、

「隠れてな」

と冷静な声でルルカに言うと、奪っていた剣を抜いて構えた。

「復讐のために追いかけて来たか。ご苦労なことだな」

「黙れ!!」

逆上して叫び、変化させた右腕を振ってクトーレに突撃する。対するクトーレは二本目の剣を抜き、その攻撃を防いだ。

「お前があの人を・・・・・・ガシムを殺した!私がお前を殺してやる!!」

「どうしてそこまで。あいつはお前を利用し、体を弄り回しただけだろ?」

冷静なクトーレの言葉に逆上し、二つの爪を生やした左腕で一閃する。砕けた剣を捨て、即座に他の武器を抜いて追撃を受け止める。

「利用してたのは私も同じ。でも・・・・・・あの人とはそれ以外の、それ以上の何かがあった!あの人のためなら、喜んで死ねると思える何かがね!」

「洗脳じゃ―――ないのかよ!!」

両手両足に力を込めてミリリィの右腕の剣を弾くが、振った剣が砕けてしまう。ちっ、と舌打ちしながら離れるクトーレに、ミリリィが接近してくる。

「私にとって、彼は私の世界そのもの。彼が死ぬと言うことは、私の世界が滅びるということ。だから・・・・・・」

殴りつけるように突き出すミリリィの剣を、クトーレはその横から自分の剣を当てて左右に流す。

「―――彼の敵は、私の敵だ!!」

「それはご苦労さま。あいつにいいように利用されてたくせに、よ!!」

真っ向から縦に振られたクトーレの剣を、ミリリィが右腕に生えているトゲで受け止める。いくつかのトゲが折れるが、そんなことは気にせず、腕を振ってクトーレを飛ばす。

「彼の側にいる時が・・・・・・彼が私を必要としてくれていることが・・・・・・私に初めて『生きている』と言う実感と充実感を与えてくれる!!例えそれが・・・・・・彼に利用されているだけだとしても・・・・・・!!」

「ハッ!!悲しいものだな!!」

ガシムに自分の居場所を感じ、そのために戦ったミリリィと、そのガシムのやり方を否定し、彼の命を奪ったクトーレ。二人が互いの信念と共に、互いの武器と武器がぶつけ合う。

「なのに・・・・・・それを貴様が―――奪ったあぁぁっ!!!」

ミリリィの体から凄まじいほどの魔力が迸り、同時に彼女を中心に突風が吹き荒れる。クトーレが「ちぃっ」と舌打ちをして離れるが、その判断が遅かったのか衝撃波の余波がクトーレの剣を砕いた。

「貴様のようなどっちつかずが、世界を混乱させるのよ!秩序を乱す者は、報いを受けろ!」

「秩序だと!?貴様のような者がいる世界に、秩序などあるものか!!」

地面に着地し、三本目の剣を抜こうとしたその時、クトーレは遥か後方で同じように迸る魔力を感じた。

「この禍々しさとプレッシャーは・・・・・・奴か!?」

「隙だらけだ!!」

顔を逸らしたクトーレに、無数の小剣を飛ばすが、クトーレは冷徹な眼差しを向けると、それが全て砕けた。

「(・・・・・・何・・・・・・今の・・・・・・?)」

「(・・・・・・あれって・・・・・・銃弾を切った時の・・・・・・?)」

「・・・・・・邪魔だ・・・・・・」

目を見張る二人に、クトーレが冷たい声で呟く。そのプレッシャーに、ミリリィもルルカも押し潰されそうになる。だが、すぐにプレッシャーは消え、背を向けて走り出そうとする。

「・・・・・・行くぞ」

有無を言わさないような冷たく、思い声でルルカに言って駆け出し、ルルカもすぐに追い始めた。残ったのは地面に座り込んだミリリィだけだった。



                      ―※*※―



ネラプシと戦っているクルスは、劣勢を強いられていた。その強大な力を振るわれると同時に、恐怖に震えて動けないリリナを庇いながら戦っていたので、状況は圧倒的に不利。だが、例えリリナを庇っていなくても劣勢は覆せない。それほどの実力差を感じていた。

「ぐあっ!!」

何度も吹き飛ばされ、地面に打ち付けられたクルスは、服も体もボロボロになっていた。それでも戦意を失わず立ち上がるクルスに、ネラプシは余裕からか溜め息をついた。

「吸血鬼始末人というのは、こうも弱いものなのか・・・・・・?」

余裕の笑みで挑発してくるが、しゃがんでいるクルスはそれに乗らず、冷静に状況分析していた。だが、ネラプシは手から衝撃波を放つ攻撃しかしておらず、手の内を全く見せていなかった。

「どうした?睨んでいるだけじゃ勝てないぞ」

「(くそっ。余裕かよ!)」

心の中でそう呟くと、クルスは後ろにそっと左手を伸ばし、座り込んでいるリリナの肩を優しく叩いた。最初は気付きもしなかったので、少し強く叩くとやっと気付いて少し顔を上げた。視野のギリギリ端でそれを見たクルスは、腕をゆっくり前後させて後ろに下がるように合図した。恐怖に震えていたことが幸いしたのか、リリナはゆっくりと下がり始め、それに合わせてクルスはさらにゆっくりと後ろに下がる。だが、

「あんたら・・・・・・俺をなめてる?」

そう言った次の瞬間、二人の目の前で爆発が起こった。爆風の直撃を受けたクルスは後ろに飛ばされ、とっさに身を屈めたリリナは、ネラプシの目の前に姿をさらすことになってしまった。

「(く・・・・・・そ・・・・・・読まれていたのか・・・・・・)」

体を起こすクルスをよそに、ネラプシうずくまっているリリナを見下ろしていた。

「?・・・・・・君は吸血鬼だろ?なぜ、そいつと一緒にいるんだい・・・・・・?」

だが、その言葉には心配の色がない上に、どこか見下すような感情しか入っていなかった。

「・・・・・・わ・・・・・・私は・・・・・・私・・・・・・は・・・・・・」

怯え続ける彼女に、「おやおや」と哀れみの笑みを向けたかと思うと、いきなり彼女を蹴りつける。

「がっ・・・・・・」

地面に叩きつけられ呻き声を出すと、ネラプシは見下すような目をリリナに向ける。

「どの道、殺されるんだ。今ここでやられても同じだろう」

「逃げろ!!」

すぐにネラプシの殺意を察したクルスは叫ぶが、リリナは体の痛みと恐怖で満足に動けなかった。クルスが駆け出そうとしたその時、ネラプシが下がると同時にリリナの前に暗い紫の刃がいくつも刺さり、バックステップと回転でかわすネラプシを追って降り注いだ。

「あれは・・・・・・」

その攻撃に見覚えがあったクルスは、一瞬、上を見上げるとすぐに視線をリリナとネラプシのほうに戻した。

「・・・・・・何者だ?・・・・・・と言うのは愚問か・・・・・・」

見上げた先にいたのは、黒い鳥に変身したクドラだった。

「・・・・・・また変わった吸血鬼がいたもんだ。なぜ、敵を助けるんだい・・・・・・?」

何も言わずにリリナの近くに下りると、クドラは人の姿に戻ったが、腕や足、首は黒い毛に包まれたまま残している。それをクルスは、唖然とした表情で見ていた。

「クドラ・・・・・・なんで・・・・・・」

少し後ろを見ると、ネラプシを睨みながら口を開いた。

「『生きろ』・・・・・・と伝えるように言われたからな」

「えっ?」

「・・・・・・ディマ・・・・・・という人からの伝言だ・・・・・・」

それを聞いて、クルスは驚きを隠せなかった。思わずディマの安否を聞きそうになったが、クドラの辛そうな顔を見て全てを悟った。

「何か、辛いことがあったみたいだね」

心配を装ったネラプシの笑みが、逆に彼の恐ろしさを物語り、クルスもクドラも目を見張って驚いた。

「我のことはそんなに気にしなくていいよ。誰にだって辛いことはあるし、それに悲観することだってあるだろう。まあ、すぐに考えなくなるだろうけど・・・・・・」

そう言って腕を上げるネラプシに、警戒を向けるクドラ。と、その時、クドラの体に痛みが襲いかかる。

「―――!?」

気が付くと、左肩に揺らめく透明な何かが突き刺さっていたが、手を当てるとそれは消えていた。しかし、彼の肩には確かに痛みが残っている。

「(・・・・・・ッ・・・・・・今の痛みは・・・・・・!?)」

顔をしかめるクドラの前に、一瞬でネラプシが現れる。すぐさまかわすが、体の別の箇所に痛みが走り、「ぐっ」とそこを押さえる。

「クソッ、くらえ!!」

闇の魔力で鋭く尖らせた爪を、連続でネラプシに叩き込む。だが、ネラプシは表情を歪ませるどころか、何も感じていないようだった。

「?・・・・・・貴様、何かしたか?」

「なっ!?」

驚いて間もなく、凄まじい衝撃波で吹き飛ばされてしまった。

「(・・・・・・ば・・・・・・かな・・・・・・)」

近くの木に叩きつけられ、地面に落ちた瞬間、半獣半人の姿が解ける。

「クドラ!!」

叫ぶや否やクルスは飛び出して剣を振り下ろすが、ネラプシはそれを真っ向から受け止めると凄まじい衝撃波を放って吹き飛ばす。その衝撃でクルスの剣も砕けてしまい、さらにそこに間髪入れず強大な魔力をぶつける。とっさに両腕に光の魔力を込めて防御するが、受け止めるには至らなかった。

「(なんて力だ・・・・・・だ、だめだ・・・・・・耐え切れ―――)」

巨大な力の塊に押され、クルスは数メートル先まで吹き飛ばされてしまった。

「ぐわああああっ!!」

ボロボロになったクルスに、またしても一瞬で近づいたネラプシは容赦なく攻撃を加える。腹を殴り、足で蹴り、首を掴んで締め付けた後、クドラが倒れている地面に思いっきり叩きつける。両者の間には、圧倒的な力の差があった。

「があああっ!!」

「クルス!もうやめて~!!」

悲鳴を上げるリリナに、「ハハハハハハハ!!」と笑うネラプシ。

「あんたは、どこまで愚かなんだ?敵を庇うなんて・・・・・・と言っても変わらないか・・・・・・」

涙を流すリリナの首を掴むと、二人の所まで投げ飛ばした。

「・・・・・・う・・・・・・あ・・・・・・」

「・・・・・・では、そろそろ。君たちとはお別れだ・・・・・・と言いたかったが・・・・・・」

そう言うと、疲れたような表情で目を押さえて頭を振ると、クルスたち三人から眼を離す。うつ伏せのクドラと仰向けのクルスは、無意識の内にそちらの方を見てしまっていた。

「また・・・・・・身の程知らずのバカが来たようだな・・・・・・」

そこにいたのは、ボロボロのマントをまとい、多少、息が切れていたクトーレだった。彼はその場の様子を見ても表情を変えなかったが、彼について来ていたルルカは、場の惨状に口に両手を当てて驚いていた。

「ハハ、どうも。バカみたいですね、俺は。もっとも・・・・・・身の程知らずと言うのは、そっちかも知れないぞ・・・・・・?」

唯一、砕けていない最後の剣に手をかけ、「怪我人は任せたぞ」とルルカに小さな声で言った。

「ハッ!させるかよ!」

クルスたちにトドメを刺そうとするが、攻撃が放たれる前にクトーレが目にも止まらぬ速さで斬りかかり、それをネラプシは右腕で受け止める。

「やれやれ、歯ごたえがあるのは、後にして欲しいんだが・・・・・・」

「まあまあ、そう言わずに!!」

しばらく押し合っていたが、やがて互いに腕と剣を振り、一端離れた。ミリリィとの戦闘で砕けていた剣を投げ、かわしたところに飛びかかろうと企むも、ネラプシはそれを左手から発する黒い衝撃波で完全に砕く。もくろみを潰されただけでなく、よければ後ろにいるクルスたちが直撃を食らう危機にクトーレはあえて避けない。両足に力を入れ、剣を構えて衝撃波に備えた。少し斜めに突き出し、迫った衝撃波を切った。

「ほっほ~~・・・・・・」

その避け方は以外だったためか、それとも素直に感心したためかネラプシは目を細める。しかし、表情からして余裕を崩していない。

「そう言う避け方するなんて思ってもみなかったよ。そこに寝ているザコのヴァンパイアハンターよりかは楽しめそうだ」

「どうも。だが、あちらさんとは場数が違うんでね。侮辱するような褒められ方をしても・・・・・・」

神経を張り詰めさせ、足を開き、体を低くして身構える。隙を見つけ出そうとは思わず、低リスクで仕掛けられるタイミングを伺っている。その隙に、ルルカはクルスたちの元に行った。

「だ・・・・・・大丈夫ですか・・・・・・?」

「いや・・・・・・あまり・・・・・・そうとは言えない・・・・・・」

クルスの言葉どおり、三人の傷は重い。しかし、治癒の魔法や術を知らないルルカには、彼らの傷を癒せなかった。

「う・・・・・・クトーレ~、どうしたらいいの~」

「どうするかは、自分で考えろ!」

クトーレが言った時、右手に持っていた剣を離し隠し持っていた銃を撃つ。息絶えたヴァンパイアハンターから拝借した、聖水入り銃弾の銃。その銃弾はネラプシに直撃するが、皮膚の表面をわずかに灰にしただけで余り効果はなかった。

「聖水か。並みのヴァンパイアには聞いただろう。しかし、俺には聞かないよ」

「あら、そう。じゃあ、クルースニクが使うほど、強い光の魔力が必要か?」

「天使か、神界に住む神の力か。どちらも持ってるとは思えないけどね」

余裕の表情で皮肉を言うネラプシに、クトーレは表情を引きつらせる。小枝を踏む音がした瞬間、両者が動いた。

「はっ!!」

ネラプシが発した衝撃波を、後ろを一瞥したクトーレがかわす。後ろにはすでにクルスたちはおらず、回避が可能になっていた。右に駆け出し、左手に抜いた剣を投げつける。ヴァンパイアハンターが使っていた武器でまだ原形を保っているもの。衝撃波を放ち終えた左腕を振り下ろして弾くが、その瞬間にクトーレが切りかかる。使えないはずの、刀身が砕けた剣で。

「(―――バカめ、血迷ったか!!)」

愚かな判断を持ったクトーレを仕留めようと魔力を溜める。が、折れた刀身から漏れる光に目を見張る。とっさに頭を横にずらすと、白い刃が伸びて頬を掠める。

「今のは・・・・・・ぐっ!?」

焼け付くような痛み。地面に足が着くと同時に飛び退いたクトーレを睨みつつ、ネラプシは頬の傷を爪でかいた。爪に抉り取られた皮膚が灰となって落ち、即座に悟った。

「(こいつも、我らを狩る者か・・・・・・)」

ネラプシから離れたクトーレは、左手にさっき投げた原形を留めている剣を握っていた。ネラプシから目を話さないまま、剣が無事でまだ使えることを確かめる。

「さすが、人知を越える最強の吸血鬼とされるネラプシ。だが、その姿では本来の力を出し切れないのでは?」

「へえ、気付いた?出してもいいんだけど、最近血を吸ってないから生命維持で精一杯なんだよね」

「それはいいことを聞いた」と言いはするが、その表情が緩むことはない。それを見たネラプシは、不快そうに舌打ちした。

「油断すらしないか。場数を踏んでるのは、嘘じゃなさそうだ」

「信じてもらえたようで何よりだ」

腰を深く落として両手に持った剣を構えるクトーレに、苦虫を噛み潰したような表情で視線を外す。

「歯ごたえがあるのはいいけど・・・・・・その後に弱い奴を消化してもね~・・・・・・」

「だ~か~ら~・・・・・・そんなこと言わずに!!」

そのまま突っ込んだクトーレの剣とネラプシの腕がぶつかり合う。剣にネラプシの腕が触れ、次の瞬間にはガラス細工のように砕け散った。

「しまった・・・・・・くそっ・・・・・・!」

最後の剣を失い、クトーレは一端ジャンプで後ろに下がった。

「(・・・・・・くそっ。このままでは、確実にやられる。どうする・・・・・・どうする・・・・・・?)」

一気に顔色が悪くなったクトーレに、ネラプシが衝撃波を連発する。腕で防御しながらそれをかわしていたが、逃げてばかりだといずれ追い詰められる。

「逃がさないぞ。獲物に逃げられるのは、嫌いな性分でね」

そう言いながら、わざと狙いを甘くしてなぶるように攻撃を続ける。手持ちの武器は全て砕け、それにより相手と力の差は大きくなった。今のままで戦い続ければ、とても敵いそうにないと思ってきた。

「(・・・・・・仕方ない・・・・・・!)」

「追い詰められたって・・・・・・顔をしてるね」

覚悟を決めたその時、余裕を込めた笑みでネラプシが話しかけてきた。

「まあ、そう思うのも仕方ないよ。我々、吸血鬼と普通の人間の間にある差は、とてつもなく大きいものだからね・・・・・・」

その後に「ククッ」と笑いをかみ殺すと、構えを解いたクトーレが呟いた。

「ああ、残念ながら・・・・・・その通りだな・・・・・・」

観念したかと思い右手を向けるが、「だが・・・・・・」とおもむろに言ったクトーレに眉を動かす。

「それは、『普通の人間』が相手の場合だ・・・・・・」

「何?」

訳がわからす眉をひそめた瞬間、クトーレの右腕から光が放たれ始める。その時、ネラプシの顔が始めて、驚きと恐怖に満ちた表情になった。






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