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幻想戦記  作者: 竜影
第2章
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第73話 忌むべき再会





戦いは、ルマーニャの勝利も当然となった。首謀者を失ったラニャーリは総崩れとなり、逃亡を図る者、逆上して襲いかかる者、様々に分かれた。再び主を失った城の中で残党狩りに加わっている最中、クルスは苦しそうに胸を押さえていた。

「大丈夫か?」

「ああ。少しばかり、魔力を使いすぎたらしい・・・・・・」

「一度にあれだけ放出すれば、そりゃ出しすぎにもなるだろう」

苦笑いするディマに、「なんで知ってるの!?」と聞く。

「組織の中で、あれだけ純粋で強い光の魔力を持ってるのは、お前くらいだろう」

「ハハハ・・・・・・」

苦笑いを続けるディマに、クルスも気まずそうに苦笑いする。そこに、ハンターたちの叫び声が聞こえる。

「なんだ・・・・・・?近いぞ・・・・・・?」

その時、通路から今いる部屋の中に飛び込んで来た人影を見て、クルスは目を見張った。それは、ここから離れたはずのリリナだった。

「・・・・・・お前・・・・・・なんでここに!?」

「・・・・・・そ・・・・・・それは・・・・・・」

目を見張るクルスにリリナが目を逸らすと、そこに彼女を追っていたハンターが四、五人入ってくる。

「何事だ・・・・・・これは・・・・・・?」

ディマが聞くと、「ハッ!」とハンターが敬礼した。

「この城にある塔を調べましたところ、その一つの部屋にその女がいました。吸血鬼と見て、まず間違いないと思われます」

すぐに「バカな!」と否定しようとしたクルスだったが、クルースニクとしての能力が、彼女から吸血鬼の気配を感じさせた。

「お前・・・・・・本当に・・・・・・」

戸惑うクルスの目の前でハンターたちが武器を構える。とっさにクルスが前に出て、彼らを止める。

「ちょ、ちょっと待て!確証もないのに、その場にいただけで決め付けるのはやりすぎだ」

「確証はある。クルス、お前の感覚で吸血鬼かどうかわかるはずだ」

「俺たちもお前ほど鋭くないが、吸血鬼とそうでないものの見分けはつく」

「お前はどうなんだ?はっきりわかってるんじゃないのか?」

ハンターの言葉に表情を曇らせたクルスはその顔を逸らす。その表情から、吸血鬼だと確信を持ったハンター達が迫り、身の危険を感じたリリナが逃げる。

「だから待て、待ってくれ!」

「どうした!?ヴァンパイアハンターなら、上など持たず早く殺せ!」

近くにいるハンターが急かすと「俺は・・・・・・」と顔を伏せる。

「お前ができないなら、俺が・・・・・・」

痺れを切らせたハンターがリリナの前に立ち、掲げた剣が振り下ろされようとしたその時、

「やめろ~!!」

と叫び、クルスが彼を突き飛ばした。その場にいたハンターたちは全員驚いたが、一番驚いたのはリリナ本人だった。

「来るんだ!!」

そのまま有無を言わさず、クルスはリリナの腕を引っ張ってその場から逃げ出した。突き飛ばされたハンターが壁に打ち付けた頭をさすり、逃げていくクルスとリリナを睨む。

「くそっ。クルスが吸血鬼の女を連れて逃げたぞ!」

「裏切ったと言うのか。追え!殺してもかまわん!」

残ったハンター全員が追おうとしたが、その前にディマが立ちふさがった。

「・・・・・・なんの真似ですか?」

「彼女のことはクルスに一任させる。それじゃダメか?」

「何を言ってるんですか?吸血鬼は存在してるだけで我々にとって害悪なんです!」

「本当に・・・・・・確実にそうだったら、どれだけ気が楽だっただろうな」

険しい表情で吐き捨てるように呟くディマの脳裏には、ある苦い記憶が蘇っていた。



~―回想―~


血を吸うにも拘らず必要以上の干渉もされず、退治もされない人間と妖精の存在する町があった。ヴァンパイアが危険視される理由の、『血を吸われた者が吸血鬼になる』ということが起きず、退治する必要性に疑問を感じた。結局他のハンターにその妖精は退治されたが、その時の男の言葉がいつまでも耳に残っている。

「血を吸うからってヴァンパイアだと決め付けて・・・・・・勝手に敵視して・・・・・・一方的に命を奪う!あんたらのほうが害悪だ!!」

その後、その男がどうなったかディマは知らない。その男がすでに死亡しており、町がすでに存在しないことも。


~―回想終わり―~



「どいて下さい。少佐」

剣を持っていない左腕を振って、「だめだめ」と言う。

「異国で言うだろ?人の恋路を邪魔する奴は・・・・・・後なんだっけ・・・・・・?」

「・・・・・・もはやこの方は少佐ではない。加減はいらんぞ!!」

命令が飛び、向かって来るハンターたちを見て、ディマは悲しさが込みあがってきた。

「(例え仲間でも、少しでも歯向かったら裏切り者か・・・・・・嫌なものだな)」

そう教えられたことを思い出しながら、ディマは剣を上段に構えた。それからそう時間が経たない内に、辺りに金属音が響き渡った。



                      ―※*※―



城の周囲では、ヴァンパイアハンターと吸血鬼の残党が小競り合いを続けていた。そんな中、瓦礫の中を駆け抜ける二つの影。

「いたぞ、こっちだ!」

「逃がさないぞ、吸血鬼!」

「だから~!違うって言ってるでしょ~!」

逃げながら文句を叫ぶルルカの手を引き、クトーレは走り続ける。途中、何度も目の前にアンデッドやヴァンパイアが飛び出すが、

「邪魔だ!」

クトーレの剣の一振りで薙ぎ払われる。立ち上がって二人を追いかけようとすると、ハンターの流れ弾に当たって崩れ去る。

「全く、相手の確認くらいしろってんだ!」

悪態をつきながら出会ったアンデッドをやり過ごし、ハンターから逃げ続ける。

「・・・・・・こんな廃墟に来てヴァンパイア扱いされるなんて」

「無闇について来た、お前の自業自得だ」

むくれるルルカに対して冷徹にクトーレが言う。

「今、迎えに来てもらうよう手配した。それが来たらさっさと帰れ」

「えっ・・・・・・」とルルカが振り返ると、立ち上がったクトーレが彼女の手をひいては知る。飛んできたミサイルが爆発し、さっきまで身を隠していた瓦礫を吹き飛ばした。

「お前のような素人がいつまでも生き残れると思うな!」

「で、でも・・・・・・あなたが守ってくれるんでしょ?」

「守るには守るが、いつまでもって訳には行かない!」

前方の瓦礫から出て来たハンターの打ち出した砲弾を、右手に握る剣で弾く。しかし爆発の衝撃は強烈で、クトーレとルルカも吹き飛ばされる。地面に叩きつけられ、クトーレは剣を落とす。

「しまった!」

「終わりだ!!」

飛び出したハンターの剣がルルカに迫る。剣を取りに行ったら間に合わない。

「(くっ、あれを使うか!)」

右手を握り、飛び出そうかどうか迷う。即座に決定して飛び出そうとしたその時、飛びかかったハンターが大きく飛ばされた。足を踏ん張らせて止まると、立ち上がったルルカの目に驚いた。先ほどと違う鋭い目。

「あたしを殺そうとしたんだから・・・・・・」

地面に落ち、転がったハンターに他のハンターも集まる。

「ぶっ飛ばされても文句は言えないわよね!!」

右拳を左手に叩きつけて好戦的な笑みを浮かべる。

「くっ、怯むな!すでに我らの勝利は決している!」

「あとはヴァンパイアの残党を始末すれば、すべては終わる!」

「生憎だったわね・・・・・・あたしたちはヴァンパイアと関係ないわよ!!」

向かって来るハンターたちを迎え撃ち、ちぎっては投げちぎっては投げの無双っぷりを見せるルルカに、クトーレは唖然としていた。

「・・・・・・・・・十分強いじゃないかよ」



                      ―※*※―



リリナの手を引いて城から逃げ出したクルスの前に、追っ手のハンターが現れることはなかった。そのことを不審に思いつつ走っていると、手を引かれているリリナが聞いてくる。

「ねえ・・・・・・どうして助けたの?」

「わからない・・・・・・」

息を切らせながら答えたクルスに、リリナは目を背ける。

「私・・・・・・本当に吸血鬼なんだよ。生きてる人間の血を吸うんだよ・・・・・・それなのに・・・・・・」

「俺の幼馴染も・・・・・・」

遮ったクルスの言葉に、リリナは目を丸くする。

「幼馴染も、吸血鬼になった・・・・・・だけど、誰かを襲って僕にするなんてことはしない。むしろ、そういった連中を倒して人々を守っている」

驚くリリナを引っ張りながら、クルスは続ける。

「その時、少し思った。ヴァンパイアだからって・・・・・・人の血を吸って殺してるような連中だけじゃないって思った。ハンターとして戦って・・・・・・そう言った奴を見ていっぱい倒してきた俺が言うのも変だ。変だけど・・・・・・」

足がもつれて倒れかけたリリナに引っ張られバランスを崩すが、鍛えられた体感で耐えてリリナも支える。顔を上げるリリナを見て、そっと呟いた。

「俺はあんたを信じたい。信じたいから守るんだ」

「でも、私があんたの言う、倒すべきヴァンパイアだったら・・・・・・」

「その時は俺が止める!」

肩を押さえて言い切ったクルスに、なぜか安心感を覚える。今まで目を見張ってた表情を、少しずつ緩めていく。

「・・・・・・クルス・・・・・・ありがとう・・・・・・」

「さあ、早く出よう。さすが元首都だけに、まだまだ外は遠いけど」

「うん・・・・・・」

かすかに微笑んだ時、近くの崩れかけの建物が砕けて瓦礫が降り注ぐ。クルスとリリナがそちらを振り向くと、立ち昇る埃の中から長い茶髪の少女が現れた。その少女の姿を見て、リリナは息を呑んだ。

「・・・・・・お姉・・・・・・ちゃん・・・・・・・・・・・・」

「お姉ちゃん・・・・・・?」

リリナを後ろに庇いながら現れた少女に警戒し、クルスは眉を寄せる。

「・・・・・・ウフフ・・・・・・やっぱり会えたわね・・・・・・リリナ」

少女が浮かべた、どこか狂気を含む笑みにクルスは背筋が凍る感覚を覚える。

「あの時、私が言ったこと・・・・・・覚えている?私にヴァンパイアハンターの力があったら、お前なんか殺してやれるのに・・・・・・って」

右腕を上げると、光と共に服の袖を破って何か鉱物でできたトゲがいくつも出てきた。さらにその先に、内側が半円形に湾曲した刃が生えてくる。右腕の変化が終わると、狂気じみた表情で笑った。

「アハハハハハ!!!」

「なんだ、あれは・・・・・・」

「その力を手に入れたの。リリナ、これであなたを殺せるわ。だから・・・・・・苦しまないように、ひと思いに殺してあげる」

「お前、何者だ!?」

「対不死者組織ルマーニャの秘密兵器、ミリリィ・エルハンスよ。クルス・タルボージュ!!」

右腕を振りかざして襲いかかるミリリィに、息を呑んで動けないリリナを、剣を抜いたクルスが庇う。ミリリィの右腕はクルスの剣に阻まれ、辺りに鋭い金属音を響かせた。

「貴様!姉が妹を殺したいなんて・・・・・・正気の沙汰じゃない!」

「そうよ。私は正気じゃない。そいつのせいで、正気じゃなくなったのよ!!」

狂ったように振り回す右腕を冷静な目で見切り、全て防御する。

「屁理屈だよ、それは!!」

「うるさい!!お前もヴァンパイアハンターのくせに―――吸血鬼なんかに味方して!!」

「『人間』を守るのが俺たちの役目なら、俺は―――人間として生きようとしているこいつを、見殺しにすることなんかできない!!」

「それこそ屁理屈だ!!」

真横に振られた一撃を、剣を盾にして防いだクルスが吹っ飛ばされる。

「うわああああっ!!」

「クルス!!」

地面に叩きつけられたクルスに叫んで駆け寄ろうとするリリナがだが、そこを狙ってミリリィが斬りつける。左腕を斬られ、地面に倒れたリリナは焼け付くような痛みに襲われる。

「う・・・・・・くっ・・・・・・うああああああああぁぁっ!!」

切られた部分を押さえ、悲鳴を上げるリリナにミリリィが残忍な笑みを浮かべる。

「アハハハハハ!!」

「ぐっ・・・・・・貴様・・・・・・」

「何かしら、裏切り者」

体を起こしながら睨みつけるクルスを、侮蔑を込めたミリリィが冷徹な眼差しで見つめる。

「こいつは、私がじっくりなぶりながら殺してやるのよ。関係ない奴は邪魔しないで」

それを聞き、クルスは驚くと同時にショックを受けた。

「たった一人の妹を、なぶり殺すだと・・・・・・?とても正気の沙汰だとは思えん・・・・・・」

「私の話を聞いてなかったの。私はそいつのせいで、正気を失ったのよ。これぐらいして・・・・・・当然よ!」

左腕を鞭に変化させてリリナに打ち付ける。地面に倒れてもなお撃ち続け、袖がボロボロに破れていく。

「うああっ!・・・・・・うああぁっ!」

悲鳴を上げても、ミリリィは笑い声を上げるだけでやめようとしない。

「貴様・・・・・・やめろぉっ!!」

「あんた・・・・・・誰に向かって言ってるの。私はこいつの姉よ。こいつをどうしようと・・・・・・私の勝手よ」

「ふざけるな!!そんな理屈・・・・・・」

「だいたい、あんたはなんでそうまでするの?あんたにとって、こいつは吸血鬼・・・・・・敵以外の何?」

クルスは言葉に詰まった。それを見たミリリィは「アハハハハハ!!」と笑う。

「結局、答えられないんじゃない。あんたのような、目先で行動する奴がいるから、混乱が起きるのよ」

左腕の鞭をリリナの首に巻きつけ、じわじわと締め付けていく。

「ぐ・・・・・・ああっ」

苦しみ呻く声を上げてもやめる気配はない。苦しむリリナに、ミリリィは憎しみを込めた視線を向ける。

「あたしがどれだけ惨めだったか・・・・・・どれだけ苦しかったか・・・・・・思い知りながら死になさい!!」

「やめろおおおおおおおおおおおおっ!!!」

クルスが叫び手を伸ばすが、ミリリィの剣の一閃で飛ばされた衝撃波で吹き飛ばされる。起き上がろうとした時、周りの時間が止まったように感じた。




ドクン


〔俺は・・・・・・また黙って見ているのか・・・・・・〕


鼓動が脈打つ。


〔吸血鬼だから仕方ない・・・・・・そうやって・・・・・・また、見ているだけなのか・・・・・・?〕


ドクン


〔俺は・・・・・・なんのために・・・・・・なんのために・・・・・・〕


ドクン、ドクン


〔・・・・・・俺は・・・・・・俺は・・・・・・〕


鼓動が早くなるにつれて、自分の中に沸き立つものを感じる。




突然、物凄い金属音が、轟音となって辺りに響き渡った。それと同時にクルスは我に返り、顔を上げ駆け出していた。

「俺は!」

叫んだクルスは落ちていた自身の剣を拾い、ムチを振り上げるのをやめたミリリィは眉を寄せながら視線を向ける。

「俺は・・・・・・なんのためにヴァンパイアハンターになった!!」

それを聞いてムチを切り落としたクルスに、リリナから目を外したミリリィが振り向く。

「そんなの、決まってるでしょ。吸血鬼を倒すためよ!!」

「違う!!俺がハンターになったのは・・・・・・」

軸足を踏ん張って体を回し、遠心力を利用した一撃をミリリィに叩き込む。

「人々を・・・・・・不条理な暴力から、守るためだ!!」

自分に言い聞かせるように叫ぶと、剣を振ってミリリィを吹き飛ばした。すぐに体勢を立て直して飛びかかろうとしたミリリィだったが、その時のクルスの気迫に押されて動けなくなる。その怯んだわずかな隙にリリナを連れ去られた。

「くっ・・・・・・貴様・・・・・・」

リリナを抱えたクルスをすぐさま追いかけようとしたが、城にある塔の辺りから、二度、三度、轟音が響き渡った。

「く・・・・・・なんなのよ、さっきから・・・・・・?」

片耳を抑えながら音のほうを見ると、何者かが空中で剣を交えて戦っていた。片方はガシム、もう片方はクトーレだった。



                      ―※*※―



「うう・・・・・・なんなのよ・・・・・・」

粗方のヴァンパイアハンターを片付けた後、姿を見せた最後のハンターを見てクトーレの顔色が変わったのを見た。放たれる殺気とも言えるプレッシャーはルルカを表人格に戻し、地面を蹴って切りかかったクトーレの剣はガシムの剣と激突する。双方空に飛び上がり、剣戟を繰り返す。

「・・・・・・あんなこと言っておいて、結局あんたも復讐者なんじゃない・・・・・・」

所詮は自分と同類。それがわかったルルカは落胆して溜め息をついた。だが、すぐおかしなことに気付く。

「(クトーレが切りかかったあの男って、ヴァンパイアハンターなのよね。どうしてあそこまで憎むの?)」

人の血を吸って殺し、自分の使徒として蘇らせるヴァンパイアは忌み嫌われることがほとんど。そう言った組織の人間に恨みを持つ理由があるとすれば親しい者を殺されたくらいだが、吸血鬼になった友人はむしろ退治されることが供養に近い。そう割り切れる者は少ないかもしれないが。

「(もしかして、強引なやり方が関係してる?)」

ヴァンパイアを倒せれば、民間人を巻き込もうが人質になった者の命が奪われようが関係ない。そう言った事態が問題視されていたが、解決したと言う話も聞かなかった。権力で押さえつけたと言う噂もあるくらいだ。

「・・・・・・・・・どうして?」

その疑問も、空中で響き渡る轟音が掻き消した。

「あ~~!もう~~!うるさ~~~~~い!!!」

地上の少女の叫び声も、空中の轟音に掻き消される。






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