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勇者vs魔王vsJK、地球の高校で最強(?)決定戦  作者: ムーンキャット


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34/41

第34話「体育祭開幕」

朝。

校庭。

快晴。

万国旗が揺れる。

生徒ざわざわ。

三バカ、腕章装着。

【非公式実況】

「ついに来たぞ……」

「歴史的瞬間」

「麗奈争奪・体育祭編!」

梓、腕組み。

「静かに見なよ?」

でも口元は笑っている。

◆開会式

整列。

勇者、赤組。

魔王、白組。

真正面。

距離数メートル。

視線がぶつかる。

バチ。

火花イメージ

三バカヒソヒソ。

「もう始まってる」

「空気が違う」

「一般生徒巻き込まれ事故」

教頭がマイク。

「えー、本日は――」

その声すら遠い。

勇者、小さく。

「準備いいか」

魔王、静かに。

「当然だ」

勇者、笑う。

「泣くなよ?」

魔王、目を細める。

「貴様こそ」

背後で女子たちざわざわ。

「近い近い近い」

「漫画かよ」

麗奈、列の端。

二人を見ている。

心臓が落ち着かない。

(なんで私が緊張してるのよ)

◆選手宣誓

なぜか。

勇者と魔王が代表に選ばれている。

三バカの仕業。

壇上。

マイク一本。

一瞬、沈黙。

勇者が持つ。

「俺たちは」

マイクを魔王へ。

魔王、受け取る。

「正々堂々」

勇者。

「全力で」

魔王。

「戦うことを誓う」

二人、同時に。

「勝つ」

ドォッ!!

拍手と歓声。

教頭「そこまで言ってない」

三バカ絶叫。

「かっけぇぇ!!」

梓、満足そう。

麗奈、顔真っ赤。

「ほんとにやるんだ……」

◆整列解散

勇者、魔王の横を通る。

肩がかすめる。

勇者、小声。

「今日は遠慮しねぇ」

魔王。

「望むところだ」

その空気。

周囲が自然に道を開ける。

一年生ヒソヒソ。

「ラスボス戦前みたい」

「震える」

麗奈が二人の前に立つ。

一瞬の沈黙。

「……怪我だけはしないで」

勇者、目が柔らかくなる。

「任せろ」

魔王、静かに頷く。

「承知した」

麗奈、後ろを向く。

顔、真っ赤。

梓、小声で三バカに。

「もう十分ドラマなんだけど」

三バカ。

「第一種目まだ」

「これ序章」

「震える」

放送。

『第一種目、対抗リレーの選手は集合してください』

勇者、振り向く。

魔王も同時に動く。

視線が再び交差。

火花。

校庭の空気が張り詰める。

体育祭、開幕。

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