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勇者vs魔王vsJK、地球の高校で最強(?)決定戦  作者: ムーンキャット


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27/41

第27話「麗奈、ひとり反省会」

夕方。

自室。

ベッドに顔を埋める麗奈。

「~~~~っ!!」

足バタバタ。

思い出す。

『我のものだ』

『譲らねぇけどな』

ドクン。

心臓が跳ねる。

「な、なんであんなこと言うのよ……!」

枕を抱きしめる。

「しかも真顔で……!」

ゴロン。

天井を見つめる。

少し静かになる。

「……でも」

勇者の真っ直ぐな目。

魔王の本気の声。

思い出してしまう。

頬が赤くなる。

「別に……嬉しくなんて……」

間。

小声。

「……ちょっとだけ」

自分で言ってさらに赤面。

「バカ!!」

枕に顔をうずめる。

次の日――

学校。

三バカ、暗躍。

「なあ」

「これ歴史的事件だよな?」

「魔王告白未遂事件」

なぜかポスター制作中。

【速報!麗奈争奪戦勃発!】

【勇者VS魔王】

【真の支配者は麗奈】

廊下に貼る。

生徒ざわつく。

「え、なにこれ」

「魔王告白したの?」

「勇者も!?」

噂が一瞬で広がる。

翌朝。

教室。

ガラッ。

麗奈入室。

視線集中。

ザワザワ。

「え? なに?」

勇者も入る。

「なんか見られてね?」

魔王も入る。

黒オーラ微弱発動。

三バカ、ヒソヒソ。

「広まったな」

「学校中だ」

「今頃一年にも届いてる」

一人の女子が言う。

「昨日のって本当なの?」

麗奈フリーズ。

勇者「は?」

魔王「……?」

教室の後ろ。

ポスター発見。

沈黙。

三秒。

麗奈、ゆっくり振り向く。

三バカと目が合う。

三人同時に青ざめる。

「や、やば」

「覇王色くる」

「撤退――」

ドン。

机に手をつく麗奈。

ニッコリ。

「へぇ?」

勇者、小声。

「これ俺らよりヤバいぞ」

魔王、頷く。

「うむ」

麗奈、一言。

「三人とも、放課後残って」

三バカ、同時に。

「すみませんでしたァァ!!」

教室爆笑。

勇者と魔王、なぜか無傷。

そして二人、目が合う。

勇者ニヤリ。

魔王静かに笑う。

「どうする?」

「どうするも何も」

勇者、肩を回す。

「噂になったなら本気出すしかねぇだろ」

魔王、目が鋭くなる。

「望むところだ」

教室、再びざわつく。

麗奈、顔真っ赤。

「本気出すなぁぁぁ!!」

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