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第6話:手に入れたパーツ、強かなご令嬢

すみません、予約してませんでした。

ちょっと中途半端で終わっています。すみません。

 宿に戻り、夕食を摂り終えてから、俺は部屋で例の指輪に再チャレンジしていた。


「どうすればあの莫大なデータを抑えられるか……」


 はっきり言って、怖い。

 軍人パイロットだった時とは異なる恐怖だ。

 単に処理する事が増えるのではない、脳内をデータに侵蝕され、埋め尽くされ、自分を押し出そうとするかのように感じてしまうのだ。


「……とはいえ、使わないというのはあり得ないからな」


 魔法発動体でもある指輪だ、今のように【ディアボロの鎧】を装備していない状態でも魔法が使えるというのはありがたいのである。


「う~む……」


 何か無属性魔法を開発するか?

 俺は軍人になる前に大学を出た。その際、一応情報系を専攻したのだが、専門はソフトウェア開発であり、データ処理ではない。

 何か方法があると思うのだが……


『モウヒトツノ、アーティファクトハ?』


 耳元で不思議な声が聞こえ、また気配を感じたため俺は思わず跳び下がって、腰のナイフを抜いて構える。

 今の声は一体……? 周辺を【サーチ】するが、特に反応は見受けられない。


(悪戯……のはずはないな)


 明らかに突然現れた気配。軍人だった俺がそれを見逃したり、見誤るというのは考えにくい。

 だが、既に姿も気配も捉えられないというのはどういうことだろうか?


(……まあ、いいか。それにヒントもくれたしな)


 特に害意があったわけで無いのだ。

 さらに、思わぬヒントも与えてくれている。


「……一応、感謝しておく。姿無き侵入者よ」


 そう言って俺は誰もいない空間に向けて、軽く礼をした上で【ディアボロの鎧】を取り出した。

 手早く身に着ける前に、左手の人差し指に指輪を着ける。

 こっちの方が使えそうだ。基本的に鎧を外している間は、右手には魔法発動体であるナイフを握る。

 そうなると空いた左手でも魔法を撃てたら便利だからな。


「さて……」


 ヘルムまで着用し、俺は【ディアボロの鎧】と指輪に魔力を通し、起動していく。

 魔力を馬鹿食いする二つのマジックアイテムだが、まだ大丈夫のようだ。

 すると、先程魔道具店で脳裏に聞こえて来たのと同じ声が聞こえる。


《所有者を確認……データベースチェック……完了》

《機動装甲【バハムート】とのリンクを確認……ステータスをオンラインに変更……完了》

《情報統合リング【アラクネア】のデータベースと【バハムート】の同期を開始……》


 これは……上手くいったのか?

 先程は俺に向かって流れ込んだ莫大な情報は、どうやらこの【ディアボロの鎧】に流れているようだ。


(というか、正確にはこの鎧は【バハムート】という名なのか)


 ガイラス家にあった時なんて誰も名前を知らなかったぞ?

 結構とんでもないアーティファクトだったとは、可哀想な連中だ。


《【バハムート】との同期完了。【アラクネア】と同所有者であるため、一部兵装システムを解除します》


 まさかの何かが解除されたらしい。

 というか、何もマニュアル無しで使うというのは、はっきり言って無理としか思えないのだが。

 しかし、そこの辺りもどうやら問題ないらしい。

 俺が脳内でマニュアルを思い浮かべた途端、脳内に大量のインデックスと共に情報が出てきたのだ。

 結局俺はその夜、色々なマニュアルを読みふけるために時間を使うのであった。


 ◆ ◆ ◆


「ねむ……」


 昨日遅くまでマニュアルを読んでいたため、少々寝不足だ。

 そうそう、昨日手に入れた指輪――【アラクネア】という名前だ――だが、こいつは情報を集約するデータベースだった。

 魔法発動体であると同時に、これを身に着けた状態で【サーチ】や【ベリファイ】を併用することで、かなり多くの情報を得ることができるようになる。

 それこそ、市場に売られている物がなんなのか、品質はどうか、価格としてどうなのかなどがより一層細かく分かるようになったのである。


(助かるといえば助かるな……いまいち俺もこの世界について分かっていないことが多いし)


 貴族家……しかもそっぽを向かれている立場だったため、俺が知っている情報はかなり制限されていた。

 当然、常識というものもいまいちであるわけで、金銭感覚にせよ何にせよ、目を養う必要がある。

 その一助……どころか、努力を奪いかねないアーティファクトを手に入れたわけだ。


「どうかされましたか?」


 と、ヘルガ嬢が俺に声を掛けてきた。

 既に宿場街を出て、俺たちは帝都への道を進んでいる状況。

 俺は相変わらず馬車の中だ。


「いえ、少々眠気が……久々のベッドで、少し気が抜けてしまったようでして……」

「あら、それは……大変でしたね……」


 俺の方を気遣わしげに見てくるヘルガ嬢。

 すまない、確かに眠いのは事実なんだが、かつての生活でそこまで酷い待遇だったわけではないんだ。


(そういえば、結構馬車の往来が多いな)


 帝都に近付いてきているからだろうか、かなりの馬車が行き来している。

 きちんと上下が分けられているようで、しかも左側通行。


(まあ、オキナワは左側通行だったから、そこまで違和感はないか)


 第31海兵遠征部隊に所属していた関係で、俺が最後に所属していた基地はオキナワだった。

 少しだけ、あの照り付く日差しと湿度、そして美しい海を思い出す。

 ……と、話が逸れた。


「この辺りは、きちんと舗装されているようですね」

「ええ。帝都周辺は先代皇帝陛下の時代より、街道は必ず舗装しているのです」

「なるほど……」


 ガイラス伯爵領? そんな事はするはずもない。

 それこそ魔法使いを使えば簡単にできるだろうが、彼らはその労力すら惜しんでいただろう。


「とはいっても、魔法使いの方が土魔法で行ってくださるので。そこまで難しくは無いんですよ」

「ああ、やはりそうでしたか」


 案の定、この街道は魔法によって舗装をされているようだ。

 土系魔法では、土を固めて岩にするということも出来る。

 そうすれば、後は範囲を意識して行使すれば、このように舗装が出来るわけである。


「……しかし、どうしても魔法使いは派手で稼げる仕事に行きたがりますからね」

「……人手不足ですか」

「ええ、最近は少々」


 憂い顔になるヘルガ嬢。

 彼女はこのような交通網の確立の重要性を理解しているようだが、魔法使いの多くは派手で目立つ仕事を好む。

 もちろん、皆がそうというわけでは無いが、例えば冒険者ならば高ランクのモンスターを討伐することを望む。

 そうすれば、名誉とお金、双方が得られるのだから。


(しかし……安定を考えれば、こういった国からの仕事を受けている方が覚えは良くなるはずなんだがな)


 こういった国の仕事は、税金との兼ね合いがあるためものすごく良いお金になる訳ではないのだろう。

 また、作業的にも地味なため、魔法使いからしたら「目立たない仕事はしたくない」というものなのかも知れない。

 だが、地道に活動して実績を作れば、こういった仕事を頼める魔法使いだと国から認識されやすいと思うのだ。


(とはいえ、土魔法など使えない俺が考えることではないか)


 俺には無関係のことである以上、考えても仕方の無いこと。

 俺はちょうどのタイミングで注がれた紅茶に口を付ける。

 ヘルガ嬢もこの話を続けるつもりはないようで、紅茶に口を付けて話を変えてきた。


「ところで、レジナルド様。帝都ではどうされますか?」

「どう、とは? 帝都入城すれば、私は冒険者ギルドに登録に行きますが……」


 非常に抽象的な質問に対し、俺は首を傾げながら予定を答える。

 すると彼女は、笑顔のままで視線のみ真剣なものに変え、尋ねてきた。


「……例えばですが、騎士団への入団試験を受けてみられるのはいかがですか? 父に頼んで、ビンデヴァルト侯爵家が推薦すれば間違いありませんわ」


 いや、騎士団って……基本的に騎士というのはエリートだ。

 有事の際には部隊の指揮を執る指揮官であり、平時では宮殿の警護などを行い、貴族たちと接する事の出来る選ばれし者たち。

 軍でいうところの、「士官」ということになるだろう。

 しかし、軍の士官が大学卒の資格を必要とするように、騎士にも資格がある。

 基本的に貴族が騎士になるのだ。

 貴族といっても、長男が家督を継ぐ以上、残りの男子は家をいずれ出ることになる。

 嫁入りが可能な女性と違い、婿入りというのは非常に少なく、また他家に認められるだけの能力や才能といった、突出した部分が求められる。

 そのため、溢れた者たちが入るのが騎士団だ。

 騎士になれば、騎士として働いている間は貴族同格と扱われるし、十分な功績を収めると独立した家を立てることが出来る場合もある。

 出来なかったとしても、例えば他の貴族家の武術指南役として雇われることもあるのだ。

 間違いなく平民より良い暮らしが望めるし、貴族とのコネクションも残る。

 しかし、俺は他国の人間であり、既に貴族籍を抜けた身。そうなれば入団試験すら受けることは出来ないだろう。


「私は他国の人間ですし、貴族籍から抜けた平民ですから。流石に難しいでしょうし、しばらくは冒険者として仕事をして、この国での実績を作ろうかと」

「あら……残念ですね……」


 そう言って苦笑するヘルガ嬢。

 俺が今の言葉の裏に含めた意味も理解したのだろう。

 俺は「この国での実績を作る」と言った。それは言い換えるならば、「これ以上そちらの世話になる気はない」という意味とも取れる。

 自立した者として生活するつもりだという事を、言外に含めているわけだ。


「しかし……折角の恩人ですもの、このままご縁が切れてしまうのは悲しいですね」


 嫌な言い方をする。

 こちらが「恩人」であることを認めつつも、「ご縁」と「悲しい」と言うことでこちらの「恩人」という強みを抑えている。

 彼女の側からすれば、「恩人」に対して礼を失することをする気はないし、恩人の心象を悪くしたくはない。

 だが貴族である以上ただでは転ばないし、それこそ「ワイバーンを倒せる程度」の俺との繋がりを持っておきたいのだろう。

 そこで彼女が「悲しい」と言うことで個人的な感情を入れ、こちらが断固無関係となり辛いように……束縛している。


(さて……ここで俺が「確かに私も残念ですが、身分の問題が……」などと言おうものなら、そこを突いてきて「ならば推薦いたしますので」と言われるだろう。それは論外だ)


 どうするか。

 もちろん、この出会いによって今後の生活は左右される可能性がある。

 実際貴族との繋がりがあるかどうかというのは、大きな強みになるのだ。

 しかし……俺としては今すぐに貴族家との深い繋がりは欲しくない。

 外国人である以上、下手に貴族家との繋がりがあると見られればどうなるかなんて、想像に難くないのだ。


「私はこれから帝都を拠点として活動するつもりですから。何らかの依頼で、お会い出来るかも知れませんね」


 仕事としてならば、どこかで顔を合わせる機会があるのでは?

 そう暗に匂わせておく。

 下手に「いえ、付き合いなど結構です」と言おうものならば、それこそ事が大きくなる。

 貴族というのは、平民とは格が違うのだ。平民一人手玉に取るなど、そう難しくは無いだろう。もちろん、黙ってやられるつもりは無いが。


「……そうですわね」


 聡明な彼女ならば、俺の言わんとしていることも伝わっただろう。

 俺が示したいわば条件に対し、彼女としても頷く他ないだろうから。


「お嬢様、レジナルド様、帝都が見えて参りました」


 横からの侍女の声。

 どうやら帝都が見えるだけの距離に近づいたらしい。

 さあ、この旅も一先ず終わりだな。ちょうど話の区切りにも良いので、俺は馬車の窓から外を見る。

 しかし彼女も流石である……俺がほんの少し気を抜いたのを感じ取ったのだろう、こんなことを言ってくるのだから。


「シルビア、帝都に入ったら直ぐに屋敷に向かいますよ」

「はい、お嬢様」

「……え」


 いや、俺は冒険者ギルドに登録に行くと言ったのだが!?

 すると彼女は微笑みながら口を開いた。


「せめて数日は我が家のお客様として滞在してくださいな。宿もすぐには見つからないでしょうし……何よりここで少しでも恩返しできなければビンデヴァルト家は貴族の恥、責務放棄と言われてしまいますから」


 実力者の国だからこそというか……責務放棄を口にするとはな。

 ここで俺が気付かずに断ったら、俺は『貴族の名に泥を塗った非常識な者』という評価を下される。

 しかも「数日」。

 こういう狡い言い方、というか言葉遊びが本当に上手い人だ。実際の期間を口にしないのだから。


「……では、2、3日ほどお世話になります」


 く、苦しい……


 ◆ ◆ ◆


 ――ザンクトゥルム帝国・帝都【リヒテンシュタット】


「おお……凄い活気だ」

「ええ、そうでしょう?」


 貴族専用の門から帝都に入った馬車は、まず一般市民が生活するメインストリートを走る。

 土魔法で舗装され、上下だけでなく歩道まで整備された道はかなり綺麗だ。

 そして歩道では大勢の人が行き交い、何かの建物に出入りしたり、あるいは商店らしき場所で買い物しては移動していく。


(あれは……交通整理か?)


 交差点では中央に人が立っており、手旗を持って合図をしている。

 間違いない、信号の役割をしているようだ。

 周囲から見やすいように、台座の上に立っているため少し後ろからでも見える。

 と、突然俺たちの乗る馬車が右の道路にはみ出しながら前の馬車を追い抜き始めた。同時に追い抜かれる馬車は速度を緩めている。


(お、おいおい……大丈夫か?)


 いきなりの交通法規無視に、俺は流石に心配になる。

 基本的に左側通行する馬車だ、追い越すとはいえ、対向車が来ていれば問題のはず。

 だが、その心配は杞憂だったようだ。

 交差点では左右の馬車も一台を除いて止まっており、その一台は俺たちの乗る馬車の後ろに付いてきている。

 振り返ると、止まっていた馬車は動き出しており、また往来が再開されたようだ。


「あら、後ろはアンデルセン伯爵の馬車ですね」

「……ああ、なるほど」


 納得した。

 どうやら貴族家の馬車が通る際は優先されるようだ。

 そして、爵位によっても前後ろが決まるらしい。

 しばらくして高級店やそれなりの邸宅が軒を連ねる上級一般街を通り、貴族街に入る。

 貴族街は宮殿を中心に爵位順で邸宅が外に向かって建っている。

 すると、宮殿が見える辺りになって後ろの馬車が停まり、門が開けられて中に入っていった。

 ……なるほど、もし前を伯爵家の馬車が走っていたら、上の爵位であるこの侯爵家の馬車が止められてしまう。

 そうならないためにも、順番を考えているらしい。


「あら、もうすぐですね」


 ヘルガ嬢がそう言いながら外に目を向ける。

 最早この辺りは一つの区画で1件の邸宅が建っている状態。

 道の向こうには宮殿の外壁が見えており、恐らく数分も歩けば到着出来るほど近いところなのが分かる。

 そして、その中でもさらに宮殿に近い位置――邸宅を一つ挟んで向こうが宮殿の外壁だ――にある邸宅の門を潜り、その邸宅の正面玄関で馬車が停まった。


「おお……」


 華美な装飾を施されているわけでも、何か目立つ特徴があるわけでも無い。

 しかし、見るものを惹きつけるような美しさと、同時に軽々しく近付いてはならない荘厳さを抱き合わせるような屋敷。


(これが……帝国の『侯爵家』か)


 まさに帝国貴族の筆頭と呼ぶべき家格を体現する場所だ。

 ガイラス伯爵家など、単なるあばら屋に見えてきてしまう。


「お帰りなさいませ、お嬢様。そしていらっしゃいませ、お客様。どうぞこちらへ……」


 出迎えてくれた執事(バトラー)だけでなく、一糸乱れぬ姿で立ち並ぶメイドたちは、まさに「家名」を背負うことを理解した者たちの立ち振る舞いだ。


(……この執事も、出来るな)


 執事の後ろを歩きながらそう考える。

 なお、ヘルガ嬢と侍女であるシルビアは先に中に入っている。

 俺は客人でしかないので、彼女たちに付いていくわけにはいかないのだ。

 例えヘルガ嬢が自分の客と言ったとしても、男性である俺が彼女の隣に立って入るわけにはいかない。

 俺は執事の先導で屋敷に入るわけだが、執事の歩き方はただ綺麗に歩くのではなく、戦闘の心得があるものの歩き方なのは間違いない。


(……恐らくは暗殺者だろうな。足音がしない)


 だが、それを突くのは野暮……というより馬鹿のすることだろう。

 さて、屋敷に入って少し歩いた段階で執事がこちらに向き直り、礼の姿勢を取った。


「――改めまして、私ビンデヴァルト侯爵家にお仕えしております、執事長のセバスティアンと申します。この度はお嬢様の窮地を救っていただいたとか……我ら一同、感謝の念に絶えません」

「いえ、偶然ですからお気になさらず。少しでも力になれたのなら光栄です。ああ……私はレジナルドと申します。どうぞよろしく」


 俺がそう言うと、改めて執事は礼をしてくる。


「中々に謙虚なお方ですな……(お嬢様がお気に召されるわけですな)」

「? どうかしましたか?」

「いえいえ。さ、こちらの部屋をどうぞ」


 通されたそこは、普通に一人で生活できるくらいの広さのある部屋だった。

 広すぎないか、これ?

 調度品も明らかに高級で、傷でも付けようものなら一体……と考えてしまいたくなるレベル。

 あまりの格調の高さに、思わず硬直してしまう。


「さて、こちらの部屋ですが、専任のメイドを付けさせていただきます。アリア、ご挨拶を」

「アリアと申します。何でもお申し付けくださいませ、レジナルド様」


 セバスティアンが一人の女性を前に出してくる。

 どうやら、この部屋を利用する間彼女がメイドを担当してくれるらしい。

 ……一体、何を思ってこうまで至れり尽くせりなのだろうか。


「これはご丁寧にどうも。少しの間ですが、よろしくお願いします」

「はい」


 だが、メイドである彼女にそれを言っても仕方が無いし、何らか理由があるのだろう。

 それに彼女は仕事である以上、果たせなかったでは済まない。

 俺はとにかく、このアリアというメイドを受け入れるしか無いのだった。

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