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『普通』な僕の裏側  作者: くう
4/8

特別な日

「好きです。付き合ってください。」


生まれて初めて聞いた音に心臓が飛び跳ねる。

僕は今、告白というものを経験中だ。


僕は正直変わり者だと言われる。


皆が涙する映画ではまず泣かないし


キュンキュンする恋愛系は専ら嫌う。


勿論、お洒落や恋愛とは高校生になっても無関係だった。


なのに、僕の人生は1つの山を迎えてしまった。


付き合うということは、結婚に直結すると思っているから興味が無い。

そんなことないのだろうけれど。


”ものは試し”


相手に悪い印象は無いので

答えは、


「よろしくお願いします。」


これで初めてのお付き合いだ。


中学校の頃に周りとの差に一度だけ焦って

ネットで


”好きとは?”


とか調べていたくらいに恋愛感情がわからない。


『目でつい追っちゃう』

『ずっとその人を考えちゃう』


そんなこと一度もない。


付き合った人にも正直その感じはない。


人間らしい、好きという感情が自分にあるのだろうか。


僕は、僕を知るための新たな一歩を踏み出した。

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