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ダンジョンへ

フェンリル達に別れを済ませた悠亜とガルは案内してもらったダンジョンの目の前にいる。



そしてスイッチを押してダンジョンの扉を開きその空洞を眺めた。



「いよいよダンジョンだ、準備はいいなガル?」



「バゥ……」



ガルも覚悟は出来てるようだった静かに応えるように鳴く

ゆっくりとダンジョンに潜入する1人と1体、入ったと同時にダンジョンの扉は閉じていった。



予め用意してあった木の棒に属性術の火スキルの纏を発動させては松明にして灯りを作った。



底無し崖とは裏腹にダンジョン内は暗くジメジメしている場所だった。



「こうも先が暗いと道がわからないな?

……ん?」



しばらく歩くと前方からガシャガシャと何かが近づいてくる足音が鳴り響いた。



「早速お出ましってか」



数体のモンスター、見た目は全身が骨、骸骨だった。



「こいつって確か……スケルトンだっけ?

フェンリルが言ってたな」



スケルトン、骸骨のモンスター

知能は無いが見つけた敵を無差別に襲いかかる、さらには武器を持ち攻撃してくる。



それぞれ持つ武器によって名称も異なる、剣を持つスケルトンはスケルトンナイト、弓を持つものはスケルトンアーチャーといった名称だ。



対峙しているスケルトンは剣を持つものしか居ない、スケルトンナイトだけのようだ。



「スケルトンナイトか…ガル!」



「ガウッ!」



悠亜の声に反応しスケルトンナイトに向かって走りフェンリル特有のスピードを生かしスケルトンナイトを翻弄する。



「スケルトン系は火に弱いんだっけな?

新しく覚えたスキル使わせてもらうぜ!」



悠亜はそう叫ぶと手をスケルトンナイトに向けスキルを放った。



「喰らえっ![火炎放射]!」



手のひらから火炎放射器のように火の波がスケルトンナイトを襲った

翻弄していたガルは当たらないようそのスピードで離れ取りこぼしがあるスケルトンナイトを蹴り火炎放射の餌食にする。



「ナイスだぜガル!」



火炎放射をしばらく浴びせているとスケルトンナイトは1体も居なくなった、それを見かねた悠亜は火炎放射を止め腕を下げる。



「ふぅ…マジで人間火炎放射器だな俺」



スキル名としてはそのままだが、これは使えると判断出来たようだ。



「バゥッ」



「ガルもよくやってくれたな」



いつものようにガルの頭を撫でる

そしていつものように嬉しいにガルは唸る。



スケルトンナイトを倒した悠亜は先に進もうとするが、次に何かが飛んできたので後ろに下がって避ける。



飛んできた何かと言うのは矢だった、どうやらスケルトンアーチャーも居たようだ

しかも悠亜達を囲うように周りに複数体。



「おいおい…いつの間に囲んでたんだ?

やっぱり暗いと周りが見えないな…」



キリキリと見えない先から音が聞こえる、1つではくいくつも

一斉に矢を放とうとしているようだ。



それならと悠亜は両手を左右に上げふたたび火炎放射を放つ。



「伏せてろガル!これならどうだ!

命名[火炎放射・(かい)]!」



足を軸に回りながら両手から火炎放射を放った

そうすることによってスケルトンアーチャーが囲んでいようが全てに当たるようになる。



スキルを駆使した範囲攻撃を可能にしたのだ。




スケルトンナイト同様、次々スケルトンアーチャーは倒れ骨も焼け焦げていた。



「おっし!討伐!」



「ワォーーン!」



ガルも勝利の雄叫び

さすがにもう居ないだろうと今度こそ先を進んだ。



進んだ先にはまたスケルトンナイトが控えている

対峙しては倒し進む、それの繰り返しだった。



そこで悠亜は疑問に思った。



「おかしいな……ここのダンジョンてスケルトンの巣窟なのか?」



先程からスケルトンとしか会わない

それはそれで楽だと思いながらも先には進むがまたしてもスケルトンナイト、スケルトンアーチャーが待ち構えていた。



「しつこいヤツらだな、もう飽きたぞ?」



今までと同じくして火炎放射で一掃

しかしその奥に一際目立つモンスターが一緒に居た。



「なんだ……鎧…?」



鎧を着て剣に盾、いかにも剣士のようなモンスターが目の前に居る。



「なるほど、アレがリビングアーマーってやつか」



リビングアーマー

鎧を着用したスケルトンの上位モンスター、普通のスケルトンよりも知能があり剣術をも使いこなす。



「あれは少し厄介そうだな、鎧のおかげか少しは火耐性もあるみたいだし」



それでも悠亜は嬉しがっていた、それはリビングアーマーが持つスキル。



「この時を待っていたってやつ!

お前を解析させてもらうぞ!」



リビングアーマーを解析した、そしてあの声が頭に響く。


{リビングアーマーを解析しました}



{リビングアーマーの解析完了 剣術スキルを会得しました}



悠亜はこれを待っていた、いずれは剣士職を解析しようと思っていたがここで手に入るのならばそれももう必要ないという事になる。



「おっし!

剣術スキルゲット!」



そして腰袋に手を入れ勢いよくあの剣を取り出した、まだスキルとして使い方がわからないにも関わらずいきなり実戦するようだ。



しかし、スキルは会得したらすぐ実戦が出来るよう使い方が頭に流れ込んでくる仕組みになっている。



「本当にどんなシステムなのかこの世界は、使い方わかる!

ガル、右側から攻めてくれ!」



「ガウッ!」



指示通りガルは右側を走る、その反対の左側を悠亜は駆ける。



「奴の鎧は硬いだろうな、なるべく関節部を狙って崩してくれ!」



そう指示されたガルは噛みつきは効かないと判断

爪でリビングアーマーに攻撃を仕掛けた。



言われた通りに関節部を狙う

しかしたった一撃ではリビングアーマーは崩せなかった、リビングアーマーの反撃が来る。



「ガウッ!」



スピードとしてはガルの方が数倍上、避けてはリビングアーマーの攻撃は空を切り地面を抉った。



「そらっ!」



隙をついて悠亜が反対からの攻撃、しかしリビングアーマーは盾も持つ

その盾で悠亜の攻撃をあっさり防いだ。



そのまま地面を抉った剣を悠亜に向け振った。



「おぉっと!」



「グガゥッ!」



背後からふたたびガルの攻撃、今度は膝裏の関節部を狙った。



「お?」



今度は良い感じに攻撃が入ったのかリビングアーマーは崩れ膝を着く。



「ナイスガル!」



その隙を見逃さない悠亜、膝をつき前かがみになったリビングアーマーの首元を狙う。



「ここだ!」



ズバッとリビングアーマーの首を斬る

そのままリビングアーマーは力なく倒れ鎧の金属音が周囲に響き渡った。



「ふぅ〜、厄介な相手だけど意外と呆気なかったな」



「バゥッ!」



「ガルとも良い連携取れたし、やっぱり底無し崖での修行が効いてるな

お目当てのスキルも手に入ったしな」



使った剣を眺め翳す(かざ)



「これからは腰袋に仕舞わず帯剣してても問題無いな」



そうして剣を鞘に納め腰に下げた。



「次はどんなモンスターと戦えるか楽しみだな!」



自分が修行で身に付けた力を振るえる事が嬉しいのか、どんどん先へ足を運ぶ。



「だいぶ進んだけど、ここら辺は人が通ったことあるのか壁の松明の灯りが灯ってるな?」



数メートルおきに壁に添えてある松明が灯っていた

ここまではどうやらダンジョン攻略で人が訪れていたようだ。



ということは出口が近いのかもしれない。



「意外と早かったな、底無し崖から入ったダンジョンだからもう少し掛かると思ってたんだけど………」




すると、背後からゾクッと背筋をも凍りつくような感覚に襲われる

それはガルも一緒だった。



「こ…これは……」



悠亜達はその感覚がする方へ向かってみた、着いてみるとかなり大きい扉が行く手を塞いでいた

しかしその感覚はこの奥からと感じていた。



「このダンジョンのボスってところか……」



扉に手をかけると感覚が強くなっていく

意を決して悠亜は扉を開けた。



その部屋は薄暗くダンジョン入り始めの頃同様周りがよく見えなかった

それでもヒシヒシと冷たく強い感覚が襲ってくる。



すると、悠亜達が部屋に入ってきたことをダンジョンが認識したのか急に辺りが明るくなった。



そこでその冷たい感覚を放っていたものの正体が明らかになる。



「こ……こいつは……」



「グルルルルッ!」



目の前に現れたモンスター、それはいつものようにフェンリルに聞いた事があるモンスターだった。



今の悠亜なら倒せなくは無いだろうけど出たらなるべく戦わない方が良いと言われる程の相手。



なぜかと言うと目の前にいるモンスターは高い殺傷力の猛毒を持つ、体は細長く足がない

全身が筋肉だと言われる誰もが知っているモンスター。



「こいつが………[ブラックハイサーペント]!?」



体長100メートルはあろうかと言う巨大なヘビのモンスター、ブラックハイサーペントだった。

戦闘描写は難しい

次回も頑張って書きます!

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