東方独兵士9
史実を知る者…不穏な空気
ハルコフたちは、あの戦争がどうなったのか
知るため、「守矢神社」と言うところへ
行っている
あの戦争がどうなったのか、十蔵は知りたくて
たまらなかった、ハルコフは目に見えていたので
あまり良い結果は聞けないだろうとわかっていた
そうしている内に目的地に着いた
魔理沙「よっ!早苗!」
早苗「あっ、魔理沙さん」
魔理沙「いやぁ、実はさ、例の外来人が
聞きたいことがあるって言っててさ」
早苗「はい!何でしょう」
そういって此方を向いた早苗の顔が厳しくなる
早苗「貴方のヘルメットのそのマーク…
「ナチス・ドイツ」のマークよね…」
ハルコフ「あぁ、そうだが?」
魔理沙「おいおい!どうしたんだよ!そんな顔して!」
早苗「あの人のあのマークって言うのは
ユダヤ人という人たちを虐殺した酷い人達の
マークなの…」
魔理沙「!!本当か!」
ハルコフ「勘違いしないでほしい
それをしたのはSSで、俺は国防軍、ホロコーストには関わっていない。」
早苗「……」
十蔵「それよりも!あの大東亜戦争は、
どうなったんだ?勝てたのか?」
早苗「いえ、…負けたわ…」
十蔵「そんな…天皇陛下ぁぁ、天皇陛下ぁぁぁ!
グスッ、申し訳ありません、グスッぁぁぁ!!!」
十蔵は土下座して謝っている
この光景に魔理沙とうどんげは驚きを隠せなかった
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魔理沙「なぁ…………」
ハルコフ「どうした?」
魔理沙「早苗の言ってた話…本当か?」
二人は帰り道で暗い雰囲気になっていた
ハルコフ「…それは、上層部がやったことだ
俺は関係ない…むしろ被害者だ、あの大戦の、
俺達若者の未来は戦争によって奪われた、俺はその中の一人でしかない。」
魔理沙「………」
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十蔵「グスッ」
うどんげ「大丈夫ですか?」
十蔵「あぁ」
十蔵「なぁ、もう一つ頼まれてくれないか?」
早苗「はい?何でしょう」
十蔵「戦ってみないか、奴が言っていた
「能力」と言うのも気になる」
早苗「能力…面白そう!いいですよ。」
十蔵VS早苗どっちが勝つのか?