1. 〜プロローグ〜
「や、やったぁー! 成功だ。これで地獄のような日々からはおさらばだ」
俺の名前は鳥居翔、18歳だ。
どうしてこんなに喜んでいるかというと、さっきも言ったように地獄のよう日々から脱出できるからだ。
どんな日々だったのかというと、毎日のように平均気温が850度を超えるような暑すぎる日々だ。
そして俺が体験した最高気温は"953度"だ。どうしてこんなにデタラメな気温になったのかというと、"地球温暖化"が進みすぎたためだ。
だが、科学と人類が進化したため生きられないというほどでもない。
だが俺は前世の記憶をかすかに持っている。
だからこの異常事態が耐えられず、この世界から脱出してきたわけだ。
どうやって脱出するかというと、異世界に行くマシンを作ったんだ。いやぁ大変だったねー。
かすかな前世の記憶を頼りに3歳から18歳の今までずっと作っていたからな。
だが完成したから異世界に行くというわけだ。
ちゃんと持って行くものも準備したし大丈夫だろう。食料に水、衣服それから俺が開発した言語変換マシンだ。言葉が通じないかもしれないからな。
しかもこれは持っているだけで自動で言葉や文字まで変換してくれる優れものだ。ちゃんとバックに入っているな。よし、なら行くか!
「じゃあな。地獄の世界。待ってろ! 異世界」
俺はマシンを起動させ異世界に行った。