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今回も短めです。すみません(汗)

 



【これは...いけません!急がなくては!】


【いけないわ!早く早く】


【カメリア大丈夫かな〜】


【大丈夫じゃねぇだろ!早く行ってやらねぇと!】


『お、おい!どういう事だ?主に何かあったのか!?』


 部屋で寛いでいた精霊王達がいきなり騒ぎ出したのでリヒトは最初迷惑そうに見ていたが途中で自分の主であるカメリアの名前が出てきてカメリアに何かあったのかと聞く。


【何かあったのか!?じゃないわよ!何かあったのよ!】


【そうだよ!何かあったから僕っち達は慌ててるんだよ〜!】


『チッ、わかっている!それで何があったんだ!?』


【まだ良く状況が分からないのですが、夢の中に閉じこもってしまったようなのです。】


『夢、の中、に?それってヤバイのか?』


【もう!バカ!夢の中に閉じこもってしまったら永遠に目覚めなくなるかもなのよ!そしたら、もう死しかないわ!】


『死!?』


【ああ、目覚めないなら飯も食えなくなるからな...】


【そうだぞ!僕っちみたいに精霊はご飯を食べなくても生きてけるなら別だけど、人はご飯を食べないと生きてけないでしょー?】


『...それ、ヤバイじゃないか!!!』


【だーかーらーそう言ってるじゃない!もう!...私達はそのままカメリアの夢の中へ入るわ。貴方はカメリアの傍にいなさいよ!】


『ああ!そのつもりだ!』


 精霊王達とリヒトは部屋をとび出てそれぞれの場所へと行った。




 ──────

 ────




『にゃーん』


「ん?何故ここに猫がいるんだ?」


 リヒトは寮の部屋から出てカメリアが寝ている保健室の窓から入りカメリアの元へと行く。


 カメリアのお腹の上に飛び乗ったリヒトを見てラーナは首を傾げる。


「あら、この子、カメリアの飼っている愛猫のリヒトだわ。」


 ファージーがリヒトに気付き頭を撫でる。


『にゃー』


「あ〜あの猫か」


 鋭い目線を向けるザイード


「そういえば、カメリアのペット達が」

「家を抜け出してカメリアの所に行ったとかなんとか聞いたな」


「カメリア嬢の猫なのか。カメリア嬢が倒れてしまったのを察したのだろうか?凄い猫だな。」


「カメリアのペット達はみんな何処か凄いのよねぇ」


『みゃ』


 自分は知らないとでも言うようにリヒトは丸まってしまった。







ここまで読んで下さってありがとうございます。




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