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遅くなりました。すみません(汗)

 



「「カメリア」」


 食堂へ行くとアランディルとルイディルが一段高くなっている窓際の席にいてカメリアを見つけると嬉しそうに手を振る。

 アランディルとルイディルの席にはクリフトと見た事が無い女生徒がいた。


「アラン兄様、ルイ兄様、会えてよかった。」


 この食堂は、全ての学年が利用可能なのでとても広く出来ている。そして、窓際の数席だけ一段高くなっていてとても目立つ。


 そこにアランディルとルイディル、そしてクリフトがいてカメリアに声を掛けたので食堂にいた全ての生徒がカメリア達へと注目するがその注目に気付いていないのはカメリアただ1人だけである。


「うわ、最悪だわ。カメリアの素敵な容姿でスレ違う人達が見てきて居心地悪かったのに、ここへ来てあのクリフト殿下の側近の青の貴公子で有名の双子達が声を掛けたからカメリアが注目されてしまっているわ!」


「ラビート嬢落ち着いたらどう?リアは気にしてない。」


「...と、いうか!わたくしはまだカメリアの事をリアと呼ぶのを認めてはいないのよ!」


「認めて貰わなくて構わない。」


「2人ともどうしたの?」


 ファージーとノアが何か言い争いをしているので不思議に2人を見るカメリアに2人して「何でもない」と答えるので首をかしげながらもカメリアはアランディルとルイディルに友達が出来たとノアを紹介した。


「ルイ兄様、アラン兄様、ファージーとは同じクラスでそして、お友達も出来たの。ノアっていうのよ。ノア、この2人は私の双子のお兄様でルイディル兄様とアランディル兄様よ。4つ年上の中等部1年生よ。」


「...リアと同じクラスのノア・モンキーニです。」


「「リアっ!?」」


「...カメリア、久しぶり。あ、あのさ、リアってどういうこと?」


「クリフト様、お久しぶりです!ふふ、私の愛称でね、ノアが付けてくれたの!」


「「僕達だってリアなんて呼んだ事ないのに!」」


「こうなるわよねぇ。...カメリア、長くなりそうだから先に食事取ってこない?」


「ん?...あ、待ってその前に。」


 ファージーは妹を溺愛する双子と脈アリなのだろうと察する第二王子がノアに詰め寄っている間にビュッフェ形式になっていてメインのみスタッフに伝えてテーブルへと運んでもらい、後は好きな物を選べるのでカメリアを連れていこうとしたが、肝心のカメリアはというと



「あ、あの、初めまして。私、アランディルとルイディルの妹のカメリアです。ご挨拶が遅れてしまいすみません...」


「いや、ご丁寧にありがとう!こちらこそ挨拶が遅れてすまない。私はナーラーだ、バードー伯爵家の次女で恥ずかしいことにいつも貴女のお兄に助けられてばかりなのだ。」


「ナーラ様、お兄様達と仲が良いのですね!」


「ああ、カメリア嬢よろしくしてくれ」


「はい!」


 まだ言い争いをしている兄達を置いてナーラに食事を取ってくると断りを入れてカメリアはファージーと一緒に向かった。










ここまで読んで下さってありがとうございます。



22日まで色々と忙しい為、更新が難しいです。

申し訳ありません( ;꒳; )




ナーラ・バードー

焦げ茶の癖毛

騎士を輩出するバードー伯爵家の次女

話し方が男っぽい

アランディルとルイディル、クリフトと

同じクラスで仲が良い




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