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誤字脱字報告ありがとうございます!

 



「ファージーお待たせ」


 1階にあるカフェへと向かうと先に来ていたファージーが店員を呼び、カメリアとファージーはそれぞれ好みの物を注文した。


「どう?全部片付いたかしら?わたくしは、荷物が結構多くて片付きそうにも無かったから最後はメアリ達に頼んじゃったわ」


 と、笑いながらたれた耳の片方を擦りながら言う。


 メアリは、昔からファージーに仕えている専属侍女で良くサーチェ伯爵家にも来ていたので知っているが後の2人はラビート公爵家に招待された時に会うくらいでメアリ程はよくは知らないカメリアだが、メアリを入れたあの侍女3人はとにかくファージーに甘い。


「メアリ達がやると言ったんでしょう?」


「ええ、そうなの。カメリア様がいるなら尚更私達がやりますから!って言うのよ。」


「メアリ達、ファージーの事すごく好きだもんね。」


 そう言うとファージーは嬉しそうにハミカミながら()()と頷いた。


「そ、そんな事より明日から始まるけれど、わたくし、カメリアと同じクラスが良いわ...でも、どうなるかしら...寮の階もカメリアと違うのにクラスまで違ったらツラくて泣くわ」


 恥ずかしかったのか、ファージーはすぐに話を変えて明日から始まる学園生活についての話を振ってきた。


 この学園のクラスは3つに分かれていて、成績上位者をAクラス、普通Bクラス、成績が下の者をCクラスとなっており、クラスに関しては爵位があまり関係無く皆、平等なのだ。

 公爵家でもCクラスの場合もあるし、子爵家がAクラスという場合もある。


「私もファージーと同じクラスが良いわ!明日の朝にやるテストで決まるんだよね?...心配だなぁ。」


 カメリアが言うようにクラス分けをする為に明日の朝、皆一斉にテストをする事になっている。


「一応、事前に配られた教科書の中から出るとは言っていたけれど不安よね。部屋に戻ったらまた見直しておかなきゃね!」


「うん!」


 明日の心配もしながらもファージーとの時間をカメリアは大切にするのだった。





 ──────

 ────



「そこまで」


 教師の一言でそれまでテストへと集中していたカメリアは、目線をあげてテストの時間が終わった事を知る。


 ふぅ、全部解けたし間違って無いか何度も確認したから大丈夫そう。それにしても本当に事前に渡されていた教科書から出てたから良かった〜。ファージーと同じクラスが良いな〜



 この後、教師達でテストの採点をしてクラス分けを発表される。それまでは自由時間なのでファージーと一緒に初等部の棟の探険をする事にした。


 この学園は初等部、中等部、高等部と棟が分かれており1階と3階に棟を行き来できる通路が用意されている。


「カメリア、テストどうだった?わたくしは、手応えを感じているの。」


「私もだよ!ちゃんとあの教科書から出てたから良かったよね。」


「なら、一緒のクラスになりそうね。安心だわ!あ、コレが通路ね。ここから中等部に行けて、さらに先が高等部なのね。お兄様は高等部だから会いに行くとなると遠いわね...」


「そうだねぇ。アラン兄様とルイ兄様はこの先だからすぐ行けるけどレッキス様に会うのは遠いよねぇ。何かある時は食堂か中庭にあるテラスで待ち合わせの方が良さそうだね。」


「そうね。」


 クラス分けが発表される時間までカメリアとファージーは探険を続けた。










ここまで読んで下さってありがとうございます。


メアリ カーナ サラ

ファージー専属侍女の3人




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