表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/59

プロローグ

ちょっと思い浮かんだので書いてみました。

のんびり更新ですが良ければ読んで下さると嬉しいです。

 



『アンタなんか産まなきゃ良かった。』

『何でアンタ、産まれて来たのよ!』

『アンタがいたから私は捨てられたのよ!』


 毎日毎日、暴言と共に殴られ蹴られ続けた。


 来る日も来る日も


 殴られない日なんて無かった。


 人目につかない場所ばかりを狙って


「何で私、産まれて来ちゃったのかな。こんな事するんだったら産まなきゃ良かったのにさ。」


 あんな暴言をはくものの一応最低限のお金はくれる。そのお陰で餓死はしないでいるが殴られ続けている為、最近頭痛が酷いのだ。


「頭痛い...このまま死ぬのかな。なんか虚しい人生だったなぁ。生まれ変われるなら優しいお母さんの元に...産まれ...た、いな...」


 そこで私の意識は途絶えたのだった。








 ─────









「オギャアオギャア」


「奥様、元気な可愛らしい女の子ですよ。」


「...はぁはぁ...こんにちは...私の可愛い赤ちゃん...」


「ユリシェ!ありがとう、本当にありがとう。こんな可愛い娘を産んでくれて。」


 ある朝の伯爵家では元気になく女の子が産まれたのだった。






ここまで読んで下さってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ