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詩を書くということ

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 私はこれまで、思ったことや感じ取ったものを自由に詩にしてきました。私が何か書こうと思って書くと大抵うまくいかないものです。小説はいつも計画からまるで石垣のようにしっかり造っていますが、詩はあえて何も考えていません。

 私の詩書きとしての最終的な目標は「うた」を書き上げることです。これまで書いてきた詩は哲学的なテーマが全面に現れていたりして、すこし狙いすぎな気もしていました。

 「うた」とは、簡単に言えば歌詞の事です。ですが私は作詞がやりたい訳ではありません。

 曲ありきな歌詞ももちろんありますが、たまに「良い歌詞だな」ってものに出会うと思います。私の場合、それはやたらと哲学的なものではなくごくシンプルで、言い方は悪いですが意味不明なものだったりします。

 別段、圧倒されるような文章表現も無い。かといって引き込まれるストーリーも無い。曲も無い状態で歌詞を読む。なのに魅了されるものって本当にあるんですね。

 私が書きたいのはそういった「うた」たちです。この詩集のタイトルでもある「言葉は光」、そして最初の詩である「プリズム」。光を分けて虹を見せるプリズムのような詩人になれたらな、と思っております。

 七色と言わず。もっともっと沢山の色を、「コトバ」という白い無骨な光から分けていきたい。

 それが、私の詩を書くこということです。

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