プロローグ
初投稿です。
俺は24歳のサラリーマン。とある有名な会社の課長をやっている。
念願の彼女も手に入れて、毎日が楽しい。
昨夜は彼女と一緒に寝た
そして、いつものように起きると、彼女がいなくなっていた。
もう、家に帰ったのかと思いながら、上半身を起こす。そして時計を見ると、
...
何にも映ってない。
「くそっ」
俺はベッドから降りると、洗面所にいった。
顔を洗ってから、飯を食い、そして身支度をし、外へでる。
今日もいつも通り会社へ行く。
だが、そこにはいつもと違う風景が。
建物はそのままだぜ。
ものすごく静かだ。そう、誰もいないんだよ。時がとまったみたいに。
誰もいない.....
おい、いくら俺が早起きしたっていっても、これはないだろ。
ん?これはあれか?現実とおなじだけど、人がいない裏世界ってやつ?ドラ◎エモンに出てくる、入りこみ鏡の中の世界?
そんな馬鹿げたことを言ってるとそこの道路に人が歩いてた。そいつはまわりをキョロキョロ見ながら、歩いてる。
とりあえず声をかけてみよう。
「おーい」
俺はそういってそいつに駆け寄った。
「お、おはようございます」
そいつは15歳?くらいの高校生だった。もちろん男だよ
「おはよう、ところでなんでこんなに人がいないのかな?」
「うん、おかしいよね。僕も朝起きたら、家族がみんないなくなっていたんだ。
え、っておい。これってやばくね。
一応名前を聞いておこう。
「君、名前は?俺は下田雄平だ」
「え、名前?僕は武田裕也、水晶ヶ丘高校にいってる」
へえ、そうなんだと言おうとした瞬間、眩い光に飲み込まれ、そして、意識が途絶えた。
ーーーーーーーーー
気がつくとそこは真っ白な空間だった。
となりには、先ほど出会った高校生の裕也君がいる。
起き上がって、あたりを見回すと、そこには100人ほどいた。
みんな外国人だった。白人がいれば黒人もいる。みんな違う国の人のようだ。
「ねぇねぇ、ここ何処?」
と裕也君が聞いてきた。どうやら目覚めたみたいだ。
「え、俺も知らねぇよ」
と返事する。
そのあと、二人で話をしているとなんかうえからしろいものがおりてきた。
人の形をしている白いもの。
するとそいつが話しかけてきた
「おはよう、諸君。君たちは僕が呼び出したんだ。ある目的のためにね。実は僕この世界の人間じゃないんだ。異世界から来たんだけど、その世界がとても不安定なんだよ。このままじゃ世界の崩壊が始まってしまうんだ。それで君たちに手伝ってもらいたくてね。単刀直入に言うよ。君たちには神になってほしいんだよ。僕の住んでた異世界は7人の神によって創られたんだ。でも神が6人死んじゃってね。力が足りないから、世界を保てなくなったっちゃんだよ。それで、僕、時空神アザトリオースがこの世界にきて必要な人材を集めにきたんだ。異世界に移動してきた僕は力を使い果たして、もうすぐ消滅してしまう。だから君たちには神になってもらうんだ。でも、神になるにはそれなりの力が必要だ。だから君たちには戦ってもらう。残り七人になったら自動的に神になるのさ。7人でチームを組んでもいいし、一人で戦ってもいい。あともう一つ言っておく事がある。君たちが異世界にいった時はちょうどその時生まれてきた赤ん坊のなかに入るんだ。僕の住んでた世界の人々たちにも、言っといたよ。『右腕に∮のマークがついた赤ん坊は次の神になるための選ばれし者』とね。あと君たちが異世界に行った時には、スキルをランダムでつけておく」
っておい、なんなんだよまったく。なんかの遊びかよ。とにかくツッコませろ!
と全員が思っただろう。
「僕はもう体が保たない。さあ、行くがよい」
時空神アザトリオースとやらは、そう告げると、目の前から消え、そして俺たちは光に包まれた。
ーーーーーーーーー
そこは暗い場所だった。なんにも見えない。
しばらくすると、声がきこえた。
「時空神アザトリオース様の祝福によりあなたには『無限転生』のスキルが加わりました」
そして、気がついたら、赤ん坊になっていた。