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従者と勇者  作者: 新谷新谷
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プロローグ

ノリと勢いで書いてます

楽しんでくれたら嬉しいなっ


後r15と残酷な描写ありは保険です。

プロローグ


目を開けば随分と明るい場所に居た。

上を見れば蝋燭を使った大きなシャンデリアが輝いていた。

下を見れば随分と上質な生地を使ったのであろう真っ青なカーペットが床一面に敷いてあった。

なんかこんなに奇麗だと無性に汚したくなる…油性ペンキッ油性ペンキは何処ダアァァ私色に染めてやるぜゲエヘェへヘェ。

周りを見渡せば金や銀でメッキしたと思うよくわからない立派な者がそこら中にあった。

後で失敬して質屋にでも売りに行こう…何一つ位ならばれんだろう。

壁の石材は青みがかった半透明で、シャンデリアの光を反射してギラギラと輝いている。

というかまぶしっこの部屋が友人のであればセンスを疑うな。

よく見渡せば此処は随分と広い部屋のようだ。

実際にやってみなければ分からないが人が一万人位は収まると思う。


それに私以外の人も居るようだ。

私の目の前には所謂巫女のような服をきた少女が一人。

その後ろには杖を持った女性といやにけばけばしい格好をした男性が居た。


わけがわからないな





確か私は家で友人から届いた紅茶の箱の包装を解いてたはずだ。

随分と高級な物で紅茶の入れ方のや飲み方の等が分からない上に麦茶派の私にしてみればもったいない物だと思ったがまぁちょうど美味しそうなクッキーがあったので一緒に食べようと思い私にしては珍しく自立的に無我夢中に食欲と少しばかりの好奇心を満たすため包装を解いていたはずなのだけど

ふと気がついてみれば知らない部屋だ。


幻覚の類いではないと思う幻覚や幻聴と言った物はもっと理不尽で残酷だ。


そして夢の類いでもないと思う私の夢はそれこそ現実感はあってもよく探せば何処かしらが奇妙奇天烈で歪んでいてそこが気持ち悪い物であった。


つまり今見ている光景という物は現実という訳だ。


もしかしたら紅茶の包装を解けば強制転移するような仕掛けがあったのかもしれないが…あの友人はそんなことをする者ではない。

あの友人は他人から見れば性格は良いとは言えないかも知れないが私に取っては些細な問題だ。

あの友人は確かに悪戯好きだし強制転移といった常人は紙の媒体に刻めないモノをいとも簡単にこなすプロの魔導士ではあるが、贈り物に強制転移を施す度を超した極めて悪質な悪戯を仕掛けるような者ではない。


まあそんな悪戯を仕掛けられた所で私の友情は揺るがないのだが…そうすると友人が仕掛けた訳でもない。


事故の可能性もあるがそもそも強制転移等の転移系統は空間に歪みを生み出すためプロの調整者でなければ原則使用できない上に個人に対する強制転移は非常時でもない限り重罪に当たる。

万が一の事も考えて国では転移系統は多くの調整者によって張られた多重構造の結界によって使用できないようになっている。


つまり事故の可能性も無いということだ。


考えられるのは強力な外部からの干渉だろうが国の調整者の網を破って干渉するなんてそれこそ奇跡でも起こさなければ万が一でもあり得ない。


つまるところ常識的に考えてわけがわからんのだ。


非常識であれば調整者共の結界をバラバラに壊すありえん奇跡を起こしたのだろうが。


…家に帰らないと美味しいクッキーと紅茶が待ってるから。

あーでも結界張り直すの大変だろうな戻ったら手伝わされるんだろうな、やだな。

そうだなじゃぁかえらないでいっかー


かりに外部からの干渉で強制転移したと考えてみよう非常識だが。


そうすると何故私がこの部屋に強制転移されたかという事だがある程度は分かっている

先ず私が転移してから最初下を見た時…床一面にしかれたカーペットだが一部分露出している所があったそしてその露出した床にはまるで今正に何かを召還しようとしていたような大きな魔方陣が彫り込まれその魔方陣の上にはと触媒のような緑色透き通った売ったらかなり高そうなガラスのような物質の欠片が散らばって居りその上私が強制転移された場所はその魔方陣のちょうど真ん中に位置するあたりだ。


………これはもう非常識的に考えて中世ファンタジーに召還された勇者みたいじゃないか


オラもう胸ワクとまんねぇちょっと狩りにいってくる!!


うん、で目の前に居る巫女っぽい人に勇者様この世かを救ってくださいって言われるんだ確定。


というかさっきからなんでこの人等喋らんのだろう?

まさか成功するとは思ってなかったとか?


そもそも勇者じゃなくて魔王を召還するつもりだったとか?


そう考えると納得できる私に勇者って柄じゃないもんなぁ。


まぁどうでもいいけどさ…もうそろそろ何か一言でも良いから発せよ。


色々と現実逃避していたけど正直空気重いんだよ。

さっきから三人ともこっち見ながらこそこそ話してバレてんだよ嫌ななに一点のかは分からないんだけど。


紅茶飲もうとしたら知らない場所に転移してもうこっちは訳が分からないんだよ。


「…pろdっkjぉあぇ」


…何言ってんのか分からん。


ご意見ご感想お待ちしてるぜっ



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