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THE WORLD  作者: SEASONS
4月18日
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好きになった理由

《サイド:武藤慎吾》



悠理を好きになった理由…か。



どんなふうに説明すればいいのかな?


上手く言葉にするのは難しいけれど。



…だけど。


…僕はきっと。



初めて出会ったあの日から。


初めて検定会場で悠理を見た時から。



ずっと気になっていたんだと思うんだ。



「最初は…ね。ごく普通に…気の強い子だと思ったんだ。」



明るくて。


元気が良くて。


可愛い子だな…って思ってた。



「だけど…ね。どうしてかな…?」



何となくだけど。


僕は気付いたんだ。



「初めて試合をしたあの時に…気付けたんだ…。」



悠理の瞳を見て。


悠理の笑顔を見て。


何かが違う…って気付けたんだよ。



「もしかしたら…本当は『間違い』なんじゃないかな?って…ね。」



本当は気が強いわけじゃないんじゃないかな?



明るく振る舞ってるだけで。


本当はとても弱い子なんじゃないかな?



なんて…そんなふうに思えたんだ。



「悠理が何に怯えて…何から目を逸らしているのか…僕は何も知らないよ。」



だけど。


だからこそ…かな?



「何も知らないから…だから僕は、悠理の心を…本当の心を、知りたいと思ったんだ…。」



ただ…それだけなんだよ。



気になっちゃったから。


好きになっちゃたから。



知りたいと思ったんだ。



「僕に何ができるかなんて…考えてないけどね。それでも、何かをしてあげたいって…思ったんだ…。」



それが始まりで。


それが全ての理由だと思う。



少し曖昧な説明になってしまったから、

上手く伝わったかどうか分からないけどね。



もしかしたら余計に困らせてしまったかもしれないけどね。



…だけど。



それでも想いを言葉にしようと思ったんだ。



「僕は…悠理が好きだ。」



はっきりと言い切った。



そんな僕の想いを聞いて、

悠理はどう思ってくれたのかな?




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