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THE WORLD  作者: SEASONS
4月18日
930/1056

今はまだ

《サイド:栗原徹》



そっと触れる深海さんの髪。


戸惑う深海さんと向き合った僕は、

涙を流しながらも出来る限り優しく微笑みました。



「良く似ていますね。その表情、そして、その心。まるで愛里ちゃんを見ているようですよ。」



深海さんの姿に…愛里ちゃんを重ね見ました。



外見は同じとは言えませんが、

心や表情や性格が…とても愛里ちゃんと似ているように思えたからです。



「きっと、あなたも優しい人なのでしょうね。」



愛里ちゃんと同じなら、

きっとそうだと思います。



すぐに深海さんから手を離しましたが、

微かに感じた深海さんの温もりは愛里ちゃんと同じだと思います。



「僕はくじけません。まだやらなければいけないことがありますからね。だから…だから今はまだ絶望するわけにはいかないのです。」



心に秘めた想いを言葉にしてから、

天城さんから受けとった食糧を口に運びました。



「僕にはまだやるべきことがあります。だから今はまだ…くじけません。」



お腹がすいているとは思いません。


ですが今は無理をしてでも食事をとることにしました。



最後の戦いに向けて。



涙を堪えながら…食事を始めました。



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