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THE WORLD  作者: SEASONS
4月18日
877/1200

地獄絵図

《サイド:天城総魔》



…これが。


…これが兵器の力なのか!?



朱鷺田達の努力によって兵器が起動したらしい。



…これは、予想を遥かに超えているな。



恐怖も、絶望も、すでに捨てたと思っていた。



…だが。



兵器の力を目の当たりにした瞬間に。


俺の身体は恐怖を感じて震えていたらしい。



…絶対的な破滅の嵐。



兵器の破壊力は、

俺が知るどんな攻撃をも上回る絶望に満ちていた。



…一体、どれほどの爆音が鳴り響いたのだろうか?



とても言葉では言い表せないほどの爆発音と強烈な衝撃が王都の全域を突き抜けて、

深夜の王都は阿鼻叫喚の地獄絵図へと変貌してしまった。



鳴り響く爆音。


吹き荒れる衝撃。


王都の大地は激しく揺れ。


倒壊する建物の残骸が巻き散っていく。



…文字通り、一瞬だった。



研究所を中心とした光が王都の闇夜を照らしたと思った瞬間に、

アルテマですら起こせないほどの破壊の衝撃が王都中を駆け巡っていった。



…あと少し撤退が遅れていれば。



俺も爆発に巻き込まれていただろう。



正確の状況までは分からないが、

研究所を中心として起きた大爆発によって王都の6割が消滅したらしい。



西側の区域はほぼ全域が消し飛んだという情報が各地を飛び交っている。



さらに北側と南側の区域にまで被害は及んでいたようだ。



王都の中心に位置する王城も一瞬で半壊したらしく、

もはや原型をとどめていないという噂も聞こえている。



それほどの爆発が突然起きたのだ。


深夜の王都は恐怖と不安で大混乱となっていた。



…本当に町を一つ消し飛ばせる威力があったということか。



各地から聞こえてくるおおよその情報を整理すると。


兵器の爆発によって王都の3分の2が影響を受けて、

南東方面以外のほぼ全域が一瞬にして壊滅したらしい。



…と、同時に。



兵器の爆発が引き起こした地震がアストリアの国中へと広がってるようだ。



震度は不明だが、

間違いなく災害級と言えるだろう。



もはやまともに立っていることさえできないほどだ。



特に地震源となった研究所周辺の被害は大きいはず。



王都全域で見ても地震による地割れや火事の被害が相次ぎ、

爆発に巻き込まれなかった他の地区でも多くの死傷者が出ているだろう。



そしてその被害は、

王都へ向かう為に軍を進めていた共和国軍も例外ではなかったかもしれない。




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