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門の奪取
《サイド:伊川拓郎》
部隊を率いて東門を目指す。
地響きを轟かせながら急いでいるのだが、
この先には共和国軍がいるはずだ。
まだ間に合うだろうか?
目的の東門はすぐそこだ。
まもなく到着する。
「東門を奪取するぞ!!」
到着と同時に俺の視界に共和国軍が映り込んだ。
「…何とか間に合ったか!!」
東門はまだ占領されていなかったらしい。
どうやら共和国軍は東門の占領よりも魔力の回復を優先していた様子だな。
それが吉と出るか凶と出るかは判断の難しいところだが。
ひとまず砦内部への侵入を許す前に駆けつけることはできたようだ。
あとは東門を守るために部隊を展開する必要がある。
「前衛部隊は共和国軍を押し戻せっ!!後続部隊は共和国軍の接近を阻め!!」
急いで指示を出す俺の視線の先で、
休息を終えた共和国軍が動きだそうとしている。
「全軍突撃っ!!!!」
大声で叫ぶ。
こちらの騒音を聞き付けたのだろう。
共和国軍も即座に迎撃体制に入った。




