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戦線離脱
《サイド:木村泰輔》
「みんな…ごめんっ。」
涙を流しながら走り続ける。
僕にはもう足を止める余裕なんてなかった。
「ここで死ぬわけにはいかないんだっ!!」
後ろを振り返る余裕さえもなかった。
戦場に残った仲間達と約束したのだから。
必ず伝令を伝えると約束したのだから。
救われたこの命を無駄にすることはできないんだ。
「必ず逃げ切ってみせますっ!」
水路を目指して全力で駆け抜ける。
そんな僕の背後で…。
岸本司令官達が、
最後の時を迎えようとしていた。
《サイド:木村泰輔》
「みんな…ごめんっ。」
涙を流しながら走り続ける。
僕にはもう足を止める余裕なんてなかった。
「ここで死ぬわけにはいかないんだっ!!」
後ろを振り返る余裕さえもなかった。
戦場に残った仲間達と約束したのだから。
必ず伝令を伝えると約束したのだから。
救われたこの命を無駄にすることはできないんだ。
「必ず逃げ切ってみせますっ!」
水路を目指して全力で駆け抜ける。
そんな僕の背後で…。
岸本司令官達が、
最後の時を迎えようとしていた。