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THE WORLD  作者: SEASONS
4月15日
702/1230

基本的な理論

《サイド:米倉美由紀》



「理事長はどう思われますか?」



ええ〜〜~?



私に聞かれてもね~?



何も答えられないわ。



私だって精霊関連は最低限の知識しか知らないのよ?



…とは言え。



一応これでも学園の関係者だから、

分からないとは言えないわよね…?



ひとまず適当に確保した幾つかの食料を手に抱えつつ。


馬車を降りてから答えてみることにしたわ。



「まあ、通常の理論では有り得ないことは確かね。」



精霊は生物じゃなくて、

術者の意思に応じて動く一種の魔術なのよ。



当然、魔術に意思はないし、

持たせることなんて出来るはずがないわ。



それが出来るのなら今頃は国内全域で喋る魔術とかが開発されてるはずよね?



だけどそんな面白そうな研究が成功したなんて話は聞いたことがないし。


そもそもそんな研究があるっていう話すら聞いたことがないわ。



「魔力に知能はないんだから、声を出せないのは当然なのよ。」



だから術者の指示以外の行動をとることは絶対にないの。



…というのが基本的な考え方なんだけど。



「理由はともかく、出来てるんだからそれで良いんじゃない?」



さらりと答えて、持ち出した食料を適当に並べてみる。



「私も精霊は使えないし、詳しいことは知らないわ。どうしても気になるのなら天城君か大悟に聞いてみるしかないでしょうね。あとはまあ…直接ヴァルセム精霊学園で相談することかしら?」



まあ、私にも分からないってことなんだけどね。


その辺りの事実はぼかしておいたわ。



せいぜい苦笑いを浮かべるしか出来ないのよ。



だからっていうわけでもないけれど。



結局ね。


誰にも答えは出せなかったわ。



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