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THE WORLD  作者: SEASONS
4月15日
675/1242

The World

《サイド:天城総魔》



封印の解放と共に、

俺の中の魔力が変質するのが感じられた。


だがその変化は予想の範疇はんちゅうだ。



おそらくこうなるだろうと考えていたからな。



手にした力の使い方はすでに把握できている。


そしてそれはもちろんルーンに関しても同様だ。



新たに創り出したルーンは神剣『ザ・ワールド』



世界を意味するこの剣こそ、

俺が追い求めてたどり着いた答えになる。



吸収も…


操作も…


変換も…


理論も…


定義も…


構呪も…


その全ての頂点にある答え。



それが『創造』だ。


あらゆる力を創り出すこの力が俺にあったことは『偶然』か『必然』か?



それは俺にも分からない。


だが、一つだけ言えることがある。



それは特性を理解して使いこなせるようになった、と言うことだ。



俺の手には象徴と呼ぶべき『形』がある。



その効果はすでに実証済みだ。


俺の魔力と引き換えに一つの結果を導き出した。



『復元』



物質である試合場さえも元の形へと戻して、

俺と御堂の傷も一瞬で治療し終えた。


今までにも破れた制服を修復する程度のことはできたが、

それはあくまでも繋ぎ合わせる程度の修復でしかない。



そこに存在しない物を作り出すことはできなかったからだ。



だが今は違う。


崩壊して消失した試合場の復元ができたからな。



この差は大きい。


右手に握る剣を見つめてから、

改めて一歩を踏み出す。



「さあ、反撃の時間だ。」



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