怒涛の二日間
《サイド:近藤悠理》
…ついに。
ついにここまできたのよ!!
この会場での目的は純粋に1勝すること。
ただそれだけで良いの。
だってね。
5000番さえ切ることができればそれで良いんだから。
だから番号なんて何でも良いの。
熟練者級に入れればそれで良いわけだしね。
そう思って探し出した対戦相手は、
単純に試合に負けた直後で弱っていた生徒よ。
それも惨敗って感じの生徒だったんだけどね。
それでもね?
それでも私より番号が上なのは間違いないし。
私にとって倒すべき最後の犠牲者に思えたのよ。
そう思えたことで試合を申請した私はついに目的を果たしたの。
「試合終了!勝者、近藤悠理!!」
…やっっっっっっっった~~〜〜〜~!!!
嬉しさのあまり跳びはねてしまったわ。
ちょっと恥ずかしいかも?
でもね?
でもね!
ようやく!
ようやく目標にたどり着いたのよ!!
手にした生徒番号は4862番。
ギリギリというか…。
決して特別な番号だとは思わないけどね。
それでも必死の思いで勝ち取った生徒番号は間違いなく5000番を切ったのよ!
これで…。
これでもう私を初心者なんて言わせないわ!
念願の熟練者組に仲間入りしたのよっ!!
二日がかりでたどり着いた成績。
それは本当にギリギリだけど。
誰の目から見ても間違いのない結果で、
私が待ち望んでいた数字なの。
長かったようで短かった気もする怒涛の2日間だったわ。
でもね?
これで私も胸を張って優奈に会いに行けるのよ!
私も頑張ってるんだよって、胸を張って言えるの!
だから…
だから…
今から会いに行くよ!優奈!!




