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THE WORLD  作者: SEASONS
4月9日
359/1364

試合の手続き

「…えっと、この方でお願いします。」


「はい。手続きを行いますので、試合場Cー2へ向かってください。」


「…あ、はい。分かりました…。」



一番番号の低い生徒を選んでから試合場に向かうことにしたのですが、

その途中で総魔さんがお姉さんに何かを頼んでいる声が聞こえました。



…ですが。



私は一足先に離れてしまったので、

詳しい内容は分かりません。



何を話しているのかは聞けませんでしたが、

誰かとの試合の手続きを頼んでいる様子ではありました。



…常盤先輩でしょうか?



総魔さんが戦いたいと思うような人が他に思い浮かばなかったのですが。


確認する暇はないので試合場に急ぐことにしました。



そうして。



私が試合場につくと。


すぐに総魔さんが追い掛けてきてくれたんです。



ちゃんと私の試合を見てくれるみたいです。


まだ見限られたわけではないようでした。



そう思えただけでも、

ホッとしてしまいました。



「…応援していただけるんですか?」


「ああ。」


「…あ、ありがとうございますっ。」



総魔さんが傍にいてくれる。


ただそれだけのことがすごく嬉しいと思えるんです。



「頑張ります…っ。」



総魔さんと話をしながら試合場のすぐ側で対戦相手を待っていると、

しばらくしてから連絡を受けた男子が試合場へと近付いてきました。



会場の奥から歩み寄って来る男子生徒が今回の対戦相手だと思うのですが。



「…久しぶりだな。」



対戦相手の姿を見つけた総魔さんは小さな声で呟いていました。



「え…っと?知り合いの人なんですか?」


「いや、知り合いというほどではないが、以前に一度試合をした相手だ。」


「…あ、そうなんですね。」



すぐに納得してしまいました。



私と総魔さんは違います。


総魔さんは一度この会場で勝ち上がっているからです。


だから当然、対戦相手がいたはずです。



そして総魔さんが戦った方を私も選んでいたようです。



そのせいでしょうか?



近付いてきた対戦相手も総魔さんの姿に気付いたようですね。


驚いた表情を浮かべながら、

ゆっくりと歩み寄ってきました。



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