表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE WORLD  作者: SEASONS
4月7日
315/1366

帰る時間

《サイド:常盤沙織》



午後6時30分になりました。


そろそろ翔子が迎えに来る時間ですね。



あまり遅くなって待たせるわけにはいきませんので、

研究室を出る前に一通り片付けることにしました。



そして神崎さんに挨拶をしてから帰ることにしました。



「あの、神崎室長」


「ん?もう帰る時間か?」


「はい。今日もお世話になりました。」


「いやいや、たいしたことはしてないからな。そう言われると何だか申し訳ない。」


「い、いえ、すみません…。」


「いやいやいやいや、謝る必要はない。それより、明日も来る予定かな?」


「はい。そのつもりです。」


「うむ。ではまた明日を楽しみに待っておこう。」



約束したことで、

神崎さんは楽しそうに笑ってくれました。



「それではこれで失礼します。」


「ああ、気をつけて帰りなさい。」


「はい。ありがとうございます。」



神崎さんと職員のみなさんに挨拶をしてから研究室を後にしました。


そして急ぎ足で受付に向かってみると。


今日も玄関付近で翔子が待っていてくれました。



「待たせてごめんなさい。」


「大丈夫!大丈夫!私も来たばっかりだから。」



明るく元気な笑顔を見せてくれる翔子の気持ちはありがたいと思うのですが、

いつも待たせてばかりで気が引けてしまいます。



…ですが。



だからと言って研究を放り出してしまってはここへ通っている意味がありません。


出来るだけ待たせないように努力しようとは思っていますが、

なかなか上手くは行きませんね。



結局、今日も翔子を待たせてしまったようです。



「まあまあ、とりあえず行こ♪」


「ええ、そうね。」



歩き出す翔子はいつもと同じように、

家へと向かう間に今日一日の話を聞かせてくれました。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ