殲滅戦
「御堂!!」
校舎から出てきた御堂と無事に合流することができた。
「淳弥じゃないか。指導室はどうなったんだい?」
「ああ、それなら問題ない。木戸と須玉に任せて封鎖しているところだ。」
「そうか」
満足そうに微笑む御堂だが、
今度は俺から話し掛ける。
「御堂、まだ戦闘は終わっていないようだ。先を急ぐぞ!」
「ああ、そうだね。一刻も早く戦闘を終わらせよう。」
急いで走り出す御堂のあとを追って俺も走り出す。
…まずは学園を守り抜く。
…面倒な話はそのあとだ。
情報の伝達は後回しにして、
御堂と共に学園を駆け抜けていく。
「あそこだっ!!」
叫ぶ御堂の言葉をきっかけとして即座に戦闘体制に入った。
「力を封じたとは言え、この程度でビビる俺じゃねえぞ。」
「ははっ。本当に淳弥は頼もしいね。」
…お前ほどじゃないけどな。
「さっさと突撃するぞ!」
「ああ、まとめて倒そう!!」
御堂と二人で戦場に突入する。
敵は竜の牙だ。
…かつての仲間だが手加減はしねえ!!
「全員ぶっとばす!!」
発動する魔術。
俺の姿を見て戸惑う竜の牙に容赦なく攻撃を仕掛ける。
…余計なことを口走る前に潰すしかねえからな!
「ライジング・ストーム!!!」
魔術の発動と同時に雷を帯びた竜巻が発生して竜の牙に襲い掛かった。
「「「「「ぐああああああっ!!!」」」」」
悲鳴を上げながら次々と倒れ込む竜の牙達。
その戦場へと駆け込みながら、
俺と御堂は攻撃を続けていく。
「ジ・ハード!!!」
悲鳴さえも掻き消すほどの破壊を撒き散らす御堂の攻撃によって竜の牙の部隊が瞬く間に瓦解していく。
「「「「「がぁっっっっっっ!!!!」」」」」
俺と御堂による竜の牙の殲滅戦は、
こうして始まっていった。




