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THE WORLD  作者: SEASONS
4月20日
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一昨日の午後

《サイド:御堂龍馬》



「その…。一昨日おとといの午後に胸騒ぎがしたんです。どうしてかは分からないんですけど。でも…何故かお姉ちゃんとはもう会えないような…そんな気がしたんです。」



…一昨日の午後?


…それって、まさか!?



成美ちゃんの言葉を聞いた瞬間に気付いてしまった。



『一昨日の午後』



それは沙織が兵器の攻撃を受けて死亡した頃だからだ。



「そのあとの夕方頃に、また胸騒ぎがしました。その時は何故か翔子さんにも会えないような…そんな気がしたんです。」



…ああ、夕方か。


…それなら僕にも断言できる。



あの日、あの時。



僕は沙織の死を知って嘆いていただけだったけれど。


それでも何かの爆発と振動は感じ取っていたんだ。



だけど。



その時点での僕はまだ何も気づいていなかった。



周りのことなんて考える余裕がなかったし、

遠く離れた地にいる翔子のことなんて知りようがなかったからだ。



だけど成美ちゃんの言葉を聞いて確信した。



翔子が最期に発動させた『アルテマ』


その力の余波による震動で間違いないはずだ。



さすがにジェノスまでアルテマによる地震が届いていたとは思わないけれど。


成美ちゃんが感じた何かは、

翔子のアルテマで間違いないと思う。



翔子が亡くなったのは夕方頃だ。


総魔から話を聞いたから間違いはない。



だからこそ。



真実を知る僕は、

成美ちゃんの感じた胸騒ぎこそが沙織と翔子がそれぞれに死亡した時刻だと判断出来た。




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