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THE WORLD  作者: SEASONS
4月4日
122/185

人の多さ

《サイド:天城総魔》



…ふう。



ようやくここまで来れたな。


いつもより移動に時間がかかってしまったが、

ようやく食堂にたどり着くことができた。



出来ることなら早めに食事を済ませて体を休ませたいところだが、

食堂はすでに多くの生徒達で混雑している。



…ふう。


…この中を行くのか。



いつも思うことだが、

人の多さには驚かされるな。


学園には1万人を超える生徒がいるから当然と言えば当然なのだが、

いつまで経っても慣れることはなさそうに思えてしまう。



…仕方がないか。



食堂が混雑しているのはいつものことだからな。


食事のためには行くしかない。



入口を通り抜け。


人ごみをかき分け。


順番を待つ生徒達の列に並び。


どうにか夕食を確保する。



それら一連の流れを終えるまでにそれなりの時間を費やしてしまう。



そのせいか。


多少なりとも回復した魔力で体の治療を行うことはできた。



まだ万全とは言えないものの。


普通に行動する分には問題ないだろう。



そうして翔子と共に食事を確保した後で空いている席を確保してから二人並んで腰を下ろす。



ようやく食事が始められるようになった。



「今日も人が多いな。」


「…あ~、うん。まあ、そうよね~。あんまり人が少ない食堂って見たことないかも?」



きょろきょろと周囲を眺める翔子の表情もうんざりしているように見えるが、

ここは数多くの生徒が集まる食堂だからな。


文句を言うわけにはいかないだろう。



検定会場以外では普段静かな学園だからこそ余計に騒がしく思えてしまう。


だがそんな状況だからこそ俺達の存在に気付く生徒は少ないのかもしれないな。



これまでに対戦した生徒や観戦していた生徒達に遭遇すれば何らかの問題が発生しかねないからな。


何人かの生徒には恨まれている自覚がある。


だからこそ余計なもめごとに巻き込まれずに、

自由に食事ができるのはありがたいと思う。



「とりあえず食べるか」


「うん!いただきま~す!」



無駄に騒がしい喧騒の中で、

他の生徒達と同様に俺達も食事を始めることにした。


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