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運命の歯車
もうすぐ午前9時になるそうです。
私もお手伝いをさせていただいて順調にお店の開店準備が進む中で、
ついにその時が訪れてしまいました。
それは深海さんのご両親にとっては絶望の知らせで、
私にとっては運命の出会いだったのかもしれません。
今まで噂話でしか知らなかった人との初めての出会い。
御堂龍馬さんと私が、
ついに出会うことになった日です。
それは運命という名の歯車が動き出す瞬間だったのかもしれません。
私はまだ名前しか知らない天城総魔さんの残した想い。
その導きによって私達は出会いました。
ただ一人の生き残りとなった御堂龍馬さんと瞳に光を宿した私。
そんな私達に…出会いの時が訪れたんです。




