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THE WORLD  作者: SEASONS
4月20日
1212/1254

長期的な視点

《サイド:冬月彩花》



暗黒迷宮の入口に繋がる休憩室。



今ここには私と乃絵瑠しかいないわ。



2番を楽々と突破したあずさは、

しばらく睡眠をとってから30分ほど前に3番目の迷宮へと向かったし。


あずさが抜けて空いた2番に、

ついさっき未来も挑戦に向かったからよ。



私が6番を突破したあとすぐに奈々香が再戦に向かったことで。



1番、文塚乃絵瑠。

2番、雨音未来。

3番、宮野あずさ。

6番、矢島奈々香。



4人はそれぞれの迷宮に挑戦したことになるわ。



その間に一人で残っていた私は、

あえて次の7番へは挑まずに入口で留まっていたのよ。



動かなかった理由はただ一つ。



乃絵瑠の為よ。



間違いなく挑戦に失敗すると考えていたから、

乃絵瑠が放り出される可能性を考慮して入口で待機していたの。



結果から言えば私の予想は的中して、

乃絵瑠は入口から放り出されたわ。



「真逆の力の世界で立ち向かおうとすれば、それなりの苦労は必然ね」



呟きながらソファーに腰を下ろしてみる。



「7番に行っても良いけれど。もう少し様子をみようかしら?」



先を急がずに仲間の帰りを待つことにしたの。



乃絵瑠の目覚めも待ちながら、

ゆっくりと体を休めようと思ったのよ。



奈々香ほどではないけどね。



6番の突破の為に、

かなりの魔力を消費したのは事実だから。


魔力の回復の為にも休息が必要になるわ。



「こうなると1週間どころじゃないわね。2週間かもっと…。全員が成長するまで待つとすれば、それなりに時間がかかるのは仕方ないかしら?」



出来ることなら一日も早く暗黒迷宮を踏破したいとは思うけれど。


だからと言って焦っても仕方がないのよ。



乃絵瑠のように倒れて意識を失ってしまうようでは余計に時間をとられてしまうだけだから。


しっかりと体を休めることも重要なのよ。



「今は休息を…」



無理に焦っても結果に繋がらなければ意味がないから。



私達の戦いはまだまだ始まったばかりだから。



…だから今は。



ゆっくりと一つずつ、

成長していければいいのよ。



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