ジェノスの主要な人物
《サイド:御堂龍馬》
港を離れた僕達はジェノス魔導学園に戻ってきた。
だけど今は校舎じゃなくて、
魔術研究所に向かって歩いている。
黒柳所長の指示によって、
西園寺さんが一足先に帰還して会議の準備を進めてくれているからだ。
黒柳所長と一緒に研究所の地下にあるルーン研究所へと向かう。
歩き慣れた道を進んで所長室に案内された僕達は、
全員揃って室内へと歩みを進めたんだ。
そうして室内に入ってみると。
すでに待機していた西園寺さんの他に、
研究所の幹部である藤沢瑠美さんや峰山泰蔵さんや大宮典之さんの3人も揃っていた。
そこに黒柳所長と米倉さんが加わって、
僕と淳弥と里沙と百花の4人も加わることになる。
総勢10名だ。
それぞれに席に着こうとすると、
更に一人増えて合計11人になった。
最後に室内に現れた人物は近藤誠治学園長だ。
ジェノス魔導学園の学園長なんだけど。
共和国全土に知られる優秀な政治家でもある。
これまで何度も他国との交渉の場において活躍して、
米倉さんや理事長を影で支えてきた実力者でもあるらしい。
だけどそれ以前の話として、
アストリア王国との戦争で死亡した悠理と近藤悠護隊長の祖父でもあるんだ。
その辺りの説明もしなければいけなくなるんだろうけど。
ひとまず学園長が現れたことで、
ジェノスにおける主要な人物が勢揃いしたことになるんじゃないかな。
その中でも最重要人物となる米倉さんが全員の顔を眺めてから静かに会議を始めたんだ。




