表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE WORLD  作者: SEASONS
4月4日
104/185

個人的な都合

《サイド:美袋翔子》



「理事長。報告は以上ですが、私から一つだけお話があります。」


「ん?どうしたの?」



…まあ、お話と言うか、お願いなんだけどね。



私が本当に伝えたかったのは総魔に関する報告なんかじゃないわ。



あくまでもこれまでの立場的な理由で情報を提供したけれど。


ここにきた目的は別にあるの。



本当は総魔の報告じゃなくて、

自分の意志として伝えないといけないことがあるから。



今がその時だと感じて、

理事長と向き合うことにしたのよ。



「個人的な都合で申し訳ありませんが、天城総魔に関して今後一切の調査をお断りさせていただきます。」


「…えっ?」



私の接近に若干戸惑っていたけれど。


はっきりと自分の意志を伝えたわ。



「「………。」」



私の発言によって驚く理事長だけど。


傍にいた真哉と沙織も驚いてるみたい。


二人とも、戸惑っているように見えたのよ。



だけどね。


こうなることは予測してたし、

仕方がないと思ってる。



だから退かないわ。



これだけは絶対に譲れないのよ。



「今日この時点で、天城総魔の内偵から手を引かせていただきます。」


「…本気で言っているの?」


「もちろんです。私が接した限り、天城総魔は純粋に力を求める一人の生徒であり、少なくとも学園が危惧するような存在ではないと判断します。だから…」


「…だから、もう嫌だと、そういう事かしら?」


「はい。そうです。」



理事長の問いかけに迷うことなく、

はっきりと断言したわ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ