表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE WORLD  作者: SEASONS
4月18日
1016/1032

失うものは何もない

《サイド:深海優奈》



「もう大丈夫です!私も一生懸命戦います!ここで泣いていたら…泣き続けていたら…。きっと悠理ちゃんに怒られると思うから…だからもう泣きません!」



再び誓いを立てる私の想いを感じ取って、

総魔さんは優しく微笑んでくれました。



「強くなったな…優奈。」



…っ!



総魔さんの言葉を聞いて、

また泣き出しそうになりましたけど。


必死に涙を堪えて微笑みを浮かべました。



「悠理ちゃんの分まで頑張りますっ!」


「ああ。」


「うん。」



涙を浮かべながら微笑む私を見て、

総魔さんも御堂先輩も微笑んでくれていました。



…これで良いんだよね?悠理ちゃん。



栗原さんとミルクに続いて、

悠理ちゃんまで失ってしまいました。



…ですが。



次々と襲い掛かる現実を受け入れた私の心はもう壊れません。



絶望を知り。


全てを失った私にはもう…失うものが何もないからです。



悲しみに立ち向かうと決めた私に恐れるものはもう何もありません。



「行きましょう。」


「ああ。」


「そうだね。」



再び歩み始めた私達は、

数多くの死体を乗り越えて、

ついに最後の扉へとたどり着きました。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ