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ユーキとミーナのスカイハイレディオ  作者: 雪月花
本編 スカイハイレディオ
6/41

6 いつまでも成長しない自分に嫌気がさした時


「はい、今日も始まりましたー! スカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」


「〝ミーナ〟です。こんばんはー」




ユ「今日はなんと、リスナーさんから差し入れが入りましたー!」


ミ「わーい! これはペットボトルのお茶ですかねー? ……ですよねー! さっそく飲みましょう!」


ユ「待った!! これ、お酒ですよねー。ミーナさん、さっきお酒って文字見てましたよねー。仕事中なんで、終わったらにして下さい」


ミ「えー! だったら何でこんな紛らわしい物のチョイスなんですかー? でも、嬉しいです。ありがとうございます!」


ユ「……ミーナさんの、その悔しがるリアクションを期待してたんじゃないでしょうかー? リスナーさんの計画通りですねー。では、さっそく今日のお題に行きましょうか」


ミ「いつまでも成長しない自分に嫌気がさした時……ですねー。今日のお題は普通な気がします。毒されてますかねー」


ユ「あー、あれだね。同じ失敗を繰り返ししちゃって、そんな自分が許せなくなる瞬間ね。次は失敗しないぞって意気込んでる分、繰り返した時の反動が大きいんだよねー」


ミ「そうですねー。私の場合は、あれですねー。ズバリ、飲み過ぎて記憶を無くした時ですねー。そこまでたくさん飲まないように、毎回気を付けてはいるんですが……」


ユ「あー、ミーナさん、その時の酔い方酷いですからねー。ラジオでは言えないぐらい酷いのに、翌日覚えてないですからねー」


ミ「え? 嘘っ!? そんなに? リバースはしてないよね? ね?」


ユ「そっちの酷さじゃないんだよ…………はい、ここでリスナーさんからのメッセージですねー。なになに『前の日にシャンプーが無くなったのに、補充してなかった時』 あー、なるほどー」


ミ「きっと、面倒くさがりな自分を治そうとしてるんですねー」


ユ「治そうとしてるだけ、偉いと思いますよー。僕は補充しないまま5日ぐらいは過ごしてしまいますねー」


ミ「シャンプーはしないんですか?」


ユ「そこはボディソープで代用ですねー」


ミ「ユーキさんらしいテキトーさですねー。ではここで、他のリスナーさんからのメッセージを紹介しますー。『中学2年生の時から身長が伸びません』 ……これはお題の意味を素直に受け取ったパターンでしょうかー?」


ユ「〝いつまでも成長しない〟って、身体的なことと思ったんですかねー。……ってこれ、背が小さいミーナさんは共感するんじゃないですかー?」


ミ「中2の時よりは大きくなってますよ! 多分! ……じゃぁ、ユーキさんの〝いつまでも成長しない自分に嫌気がさした時〟は何ですかー?」


ユ「僕はあれですね、手にハンドクリームがついているのに、絆創膏を貼ろうとした時ですかねー。絆創膏が全然くっつかずに離れる悲しさ! ハンドクリーム塗るのは習慣なんで、貼る時にはすっかり忘れてるんですよねー」



ミ「……はい、ユーキさんの微妙な例が出た所で、今日はここまでになりますー」




ユーキ&ミーナ「「でわでわ、また明日ー」」



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