表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユーキとミーナのスカイハイレディオ  作者: 雪月花
本編 スカイハイレディオ
4/41

4 判断を間違えたけど、貫き通して平気なふりをする時


「はい、今日も始まりましたー! スカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」


「〝ミーナ〟です。どもー」




ユ「今日はめっきり寒いですねー」


ミ「本当ですねー。コタツが恋しい季節ですねー」


ユ「あ、ミーナさんはコタツ派ですか?」


ミ「いいえ。コタツを置くと出れなくなる気がするので、あえて置かない派です」


ユ「切実ですねー。では、さっそく今日のお題に行きましょうか」


ミ「判断を間違えたけど、貫き通して平気なふりをする時……ですねー。もうお題のマニアック度に慣れてきた感がありますねー」


ユ「あー、仕事をしてたら、大なり小なりありますよねー! 間違えてるんだけど、貫き通すと正しく感じたり……あ、重大な損失の場合は早々に報連相ですよ! 僕、何回かやらかしました!」


ミ「ユーキさん、平気なフリ得意そうですもんねー。私の場合、あれですねー。ある日本酒を熱燗にしたら絶対合うよ! と思ったのに、結局そのままの方が自分好みだった時ですかねー。その熱燗も美味しいよねってチビチビ飲みますけどね」


ユ「……ちなみに、そんな時のご飯って何食べてるの?」


ミ「おでんですね。すごく合いますよね」


ユ「……おっさん? では、ここら辺でリスナーさんからのメッセージを紹介しますねー なになに『温泉で思ったより熱い湯船に、勢いよく入ってしまった時』 あー、これはありそうですねー」


ミ「周りに他のお客さんがいるから、引くに引けないですねー」


ユ「でも僕、寒がりなんで、温泉はどんなところでも、そーっと入ってしまいますねー。ちなみにミーナさんは?」


ミ「私も寒がりですね! ユーキさんとの初めての共通点じゃないでしょうかー!?」


ユ「え? 他にもあるでしょ。食べ物の好みも似てるし、好きな音楽の系統も一緒だよね?」


ミ「?? そうでしたっけー? では、次のリスナーさんからのメッセージを紹介しますねー 『僕は医者なんですが……』 おっと! これは読んだらいけない気がします!!」


ユ「そうですね! お医者さんが判断を間違えて貫き通したら、いけませんね! きっとそのメッセージはフェイク……いたずらじゃないでしょうかー。こんな不真面目な番組をお医者さんが聞いてるハズがありません!」


ミ「本当ですね! ではユーキさんの〝判断を間違えたけど、貫き通して平気なふりをする時〟はどんな時でしょうか?」


ユ「僕はあれですね、天気雨だと思って自転車で出掛けたのに、案外降り続いて濡れてしまっている時ですねー。もう、平気なフリも必死ですよね。『わざと濡れてますけど、何か?』みたいな……そんな時に同じく自転車で濡れている人を見ると、妙に仲間意識が湧きますよねー」


ミ「……はい、ユーキさんらしい残念な例が出た所で、今日はここまでになりますー」




ユーキ&ミーナ「「でわでわ、また明日ー」」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ