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ユーキとミーナのスカイハイレディオ  作者: 雪月花
本編 スカイハイレディオ

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27 仕方なくついやってしまう時


「はいさい〜! やってきました! 沖縄ロケ回です! スカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」


「〝ミーナ〟です。はいたい〜」




ユ「青い空! エメラルドグリーンの海! 南国気分満載の沖縄です!」


ミ「ロケ回というより、慰安旅行回ですねー。スカイハイレディオ班の。そして特別な企画はありませんー。ただ沖縄からお送りするだけっていう、いつもの適当さですー」


ユ「そうだねー。しかもみんなで1台に乗れるようにって、レンタルした車が小型バス級の大型車だからね……あれをいきなり運転させられる僕の気持ちにもなってよ……」


ミ「私、免許持ってませんから、分かりませんが、運転はありがとうございますー」


ユ「どういたしまして。……でも何なの? 駐車場に収まりきらないんだけど……」


ミ「そんなに苦戦してるんですか? 上手に運転してるじゃないですかー」


ユ「こんな状況にはよく晒されてるからね……もう度胸で回避!」


ミ「体を張るタイプの芸人さんみたいですねー」




ユ「……そろそろ今日のお題に行きましょうか」


ミ「仕方なくついやってしまう時……ですねー。もう最近のお題はマイルドですね。逆にいつも通りです」


ユ「あー、あれだね。本当はやりたくなんだよねー。けれど、みんながやっていたり、最後にはやらなきゃけない制限があるから、仕方なくやってしまうって瞬間ね。だいたいは嫌でもやった方が良かったり……」


ミ「私はあれですねー。せっかく沖縄に来たんで、泡盛! そして経験値としてのハブ酒も! を仕方なく飲んでしまいますよねー」


ユ「それは全然〝仕方なく〟じゃない気がします。自ら進んでですよね?」


ミ「ご飯も美味しいですよねー。ジーマーミ豆腐、海ぶどう、ミミガーなんかもお酒のあてにいいですよねー」


ユ「せっかく沖縄に来たのに、お酒と料理の思い出ばっかりですねー。ビーチでも、ミーナは全く露出のない水着を着てたからねー。何なの? あれ。もはや普通の服じゃん。楽しみにしてたんだけどっ」


ミ「だって……海や観光地も素敵なんですが、とにかく暑いし日焼けしたくない…………」


ユ「…………はい、ここでリスナーさんからのメッセージを紹介しますねー。なになに『暑すぎてやる気が出なくて、仕方なく夏休みの宿題を後回しにする時』 あー、この時期の風物詩ですねー」


ミ「仕方なくですかー?? 私は前半に終わらせるタイプでしたよー。ユーキさんは?」


ユ「僕も案外前半に終わらせてましたよー」


ミ「わぁ。話が膨らみませんねー。じゃあ他のリスナーさんからのメッセージを紹介します! えーっと『インターネットで情報を検索しすぎてしまう時』 うーん……仕方なくとは、どういう状況でしょうかー?」


ユ「僕分かりますよー。気になってしまい仕方がないんです……エゴサーチとかね……」


ミ「あーそれは時間が永久に消費されるやつですねー。…………じゃぁ、ユーキさんの〝仕方なくついやってしまう時〟は何ですかー?」


ユ「僕はあれですね、高速道路のカメラの手前で車のスピード落とす時ですねー。大丈夫そうな速度でも、つい……ね」


ミ「タイムリーなネタですねー。はい、ユーキさんのいつもの微妙な例えが出た所で、今日はここまでになりますー」


ユ「引き続き、沖縄を満喫して来ます! でっかい車でっ!!」


ミ「根に持ってますねー」





ユーキ&ミーナ「「でわでわ、また明日ー」」







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