23 我に返って、周りを見渡してしまう時
「はい、久しぶりに始まりましたー! スカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」
「〝ミーナ〟です。こんばんわー」
ユ「春ですねー。楽しいイベント盛りだくさんですねー!」
ミ「そうですねー。花見酒にBBQ酒ですねー」
ユ「わざわざ〝酒〟をつけなくても、いいんじゃないでしょうかー?」
ミ「……製造中止になったお酒……あのアマゾ◯で頼んでまでしてストックしてたお酒を、この前のBBQで飲んだんですよ……特別なBBQ酒ですので……」
ユ「あー……ミーナ、気持ちは分かるけど、暗すぎるよっ! ……切り替えて、今日のお題に行きましょうかー!」
ミ「我に返って、周りを見渡してしまう時……ですねー。久しぶりのラジオなので、お題設定ってこんな感じだっけ? と思いながら設定したそうですよー」
ユ「あー、あれだね。何かに夢中になってたり、ぼーっとしてたりして、ビックリする瞬間ね。だいたいは周りを見渡しても、どうにもならないんだけどねー」
ミ「そうですねー。私はまさしくあれですね、その最後のお酒をBBQの楽しい気分に流されて、すぐに飲み干してしまった時ですねー(泣)」
ユ「本当だよねっ! すごい勢いで飲み干したのに、後から半泣きになってるからビックリしたんだよ!」
ミ「うぅぅ……TA◯◯ー!!!!!!」
ユ「……商品名を叫ばないで下さい。よっぽどショックを引きずっているのは、痛いほど伝わりましたから。……はい、ここでリスナーさんからのメッセージですねー。なになに『電車で降りるはずの駅を通り過ぎた時』 あー、確かにそうですねー!」
ミ「これ、私、よくしますよー。よくし過ぎて駅を通り過ぎて我に返った瞬間に、スンと無の境地になっていますー」
ユ「……ミーナさん、たまに待ち合わせ時間に大幅に遅れるもんね」
ミ「ユーキさんとの時だけなんですけどね」
ユ「僕に会うのに、違うことに夢中なの!? 会う直前の電車の中だよね!?」
ミ「……はい、ここで他のリスナーさんからのメッセージを紹介しますー! 『思い出し笑いをしてしまった時』 分かります分かります! 1人だけニヤニヤしてしまいますよねー」
ユ「僕も分かりますよー! けど最近、思い出し笑いはしなくなって、違うのが多くなったんですよねー」
ミ「えー、何なんですか?」
ユ「……思い出し悶絶」
ミ「……どれだけ恥ずかしいことを日頃してるんですか?」
ユ「痛い! 真っ当なツッコミが心に刺さる!!」
ミ「……じゃぁ、ユーキさんの〝我に返って、周りを見渡してしまう時〟は何ですかー?」
ユ「僕はあれですね、外だから傘をさしているのに、建物からせり出した屋根の下に入った時ですねー。気がつくと、みんな傘を閉じてるっていう」
ミ「……はい、ユーキさんの今までで1番かもしれない微妙な例えが出た所で、今日はここまでになりますー。なんか、前にしたネタと被ってません?」
ユ「そう! けど押し通すという、スカイハイレディオらしさ!」
ミ「……そうですねー」
ユーキ&ミーナ「「でわでわ、また明日ー」」




