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ユーキとミーナのスカイハイレディオ  作者: 雪月花
本編 スカイハイレディオ

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21/43

21 特別回 ぐだぐだ喋る回2

本当は昨日投稿したかった話です。


「はい、前回の最後に嘘をついてしまいましたー! スカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」


「〝ミーナ〟です。今日は念願の蔵開きに来ていますー」



ユ「蔵開き。人がすごい並んでるし、みんな立ち飲みしてるしで、外ロケはやめました。単純な打ち上げです」


ミ「有名な酒蔵だけあって、皆さん早くから並んでましたねー。やっと試飲のお酒が買えて、立ち飲み席で飲んでます! うーん、これも美味しい!」


ユ「せっかくだから試飲できる全種類買っちゃうよね。ミーナはどっちが好き?」


ミ「どちらも美味しいんですが……こっちですかね。柔らかい甘みの余韻が好みです」


ユ「あぁ、なるほどね。僕はこっちのにごりがある方かな」


ミ「にごりも美味しいですよね! おつまみも持ってきたんで、これどうぞ」


ユ「じゃぁ僕もこんなの持ってきたから、どうぞ」


ミ「あ、私の好きなやつじゃないですか!」


ユ「たまたま見つけたから買ってきてみたよ」


ミ「ありがとうございます」


ユ「……プロデューサーさん遅いね。たしか売ってる瓶を買いに行ったんだよね」


ミ「そうなんです。プロデューサーさん、靭帯損傷してからギプスは取れたんですが、まだサポーターをしてて……なのに今日は、はしゃいで小走りしてますね」


ユ「あの人、こういうの大好きだからね……」


ミ「スタッフさんも、私たちの後ろの立ち飲み席で、相席になった人たちと盛り上がってます」


ユ「あー、あの人はコミュ力が高いからねー。流石だよねー」


ミ「みんな楽しそうにお酒を飲んでて、いいですねー。こういうの」




**===========**


ユ「え? これくれるんですか? じゃあ僕たちのこっちもどうぞ。ミーナ、相席してる人がお菓子くれたよ」


ミ「わーい! ありがとうございます。あはは! 美味しいですねー」


ユ「そんな所から来たんですか? あー……フフッ。そうなんですねー」


ミ「毎年参加してるんですか? 凄いですねー! 私たちは初めてなんです。え? お酒まで分けてくれるんですか? じゃあお返しにこちらのお酒を注ぎますよー」




**===========**


ミ「アハハハハ! お酒も美味しいし、楽しいー!! かんぱーい!!」


ユ「かんぱーい! え? プロデューサーさんもう1本買ってきたんですか? さすがに飲み過ぎじゃ……ん? みんなで分ければそれほどでもない?」


ミ「えー、私とユーキさんはそんなんじゃない設定なのー! ラジオの中では。あははは!」


ユ「あ、スタッフさんがいない! スタッフさんも追加で買いに行ったのかな? え? 『お酒作ってるすぐそばで飲んでるから、好きなだけ飲んじゃうよね。だっていくらでもあるんだもん』って、そんないい笑顔で言われても……」




**===========**


ミ「……飲み過ぎました」


ユ「僕も……」


ミ「タクシー手配しちゃいました」


ユ「……いいと思うよ」


ミ「そこのお水下さい……」


ユ「ん……」


ミ「…………でも、楽しかったですね」


ユ「そうだね。あ、これあげる……渡しそびれてた」


ミ「……何ですか? これ?」


ユ「ホワイトデーだから……お返し」


ミ「あー……今日でしたね…………」




ユーキ&ミーナ「なんでこんな日に蔵開きネタ優先なの?」





だって蔵開き、楽しかったんだもーん。

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