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ユーキとミーナのスカイハイレディオ  作者: 雪月花
本編 スカイハイレディオ
17/43

17 可能性が良い方と悪い方の2つあり、どちらか判断できない時


「はい、今日も始まりましたー! お待ちかねのスカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」


「〝ミーナ〟です。お待たせですー」




ユ「噂で聞いたんですけど、忙しさがひと段落したらしいですよ。放送作家さん」


ミ「らしいですねー。馬車馬(ばしゃうま)の様に働いてましたねー」


ユ「そうですねー。そのおかげで僕たちの収録が1番後回しになってましたからねー……さっそく今日のお題に行きましょうか」



ミ「可能性が良い方と悪い方の2つあり、どちらか判断できない時……ですねー。なるほどー」


ユ「あー、あれだね。こうなった理由はおそらく……って考えた時に、良い事と悪い事の真逆の理由が考えられるような瞬間ね。だいたいはどっちか判断つかなくて、なぁなぁになるよねー」


ミ「そうですねー。私の場合はあれですね。開けてから日が経ったお酒が、初めより好みじゃなくて、熟成されてこの味なのか保存方法が悪かったのか考えてしまう時ですねー」


ユ「……お酒のたとえ、よく続くよねー」


ミ「ねー。プロデューサーさんが何かに感化されたらしく、このくだらない放送を1000回続けてみたくなったそうですよー。そんなにお酒の例え出るかなぁ?」


ユ「まぁ、内容が丸被りしてても、苦情こないでしょう」


ユーキ&ミーナ「「あははは〜!」」




ミ「あっ!! 盛大な前振りのフラグを立ててしまった!?」


ユ「そうかもね…………はい、ここでリスナーさんからのメッセージにいきましょうかー。えーっと『まったく眠くなくて、体力がついたのか、老いてきているのか微妙な時』 あー、分かります」


ミ「ユーキさん分かるんですか? 初老??」


ユ「……眠れない時とかミーナは無いの?」


ミ「だいたいお酒のんでスコーンっと寝るんで」


ユ「立派な飲んだくれですねー。…………久しぶりに鬼の形相のミーナさんが現れましたー。相変わらず怖いです」



ミ「初老とお酒好きな女の子がお送りしているスカイハイレディオです!! …………ここで、他のリスナーさんからのメッセージを紹介しますねー。 『知らない番号から電話がかかってきて、イタズラなのか、番号を知らないだけの知り合いなのか迷う時』 あー。ありますねー」


ユ「僕も似た様なことがありましたよ。夜中に知らない番号から電話がかかってきて、取らずにあとで番号を調べたら、遠い他県の動物病院だったんです。……無視していいのか、誰かのペットが急病だったのか迷いました……」


ミ「結局どうしたんですか?」


ユ「迷ってる間にまた寝てました……早朝4時だったんで……」



ミ「えーまぁ気持ちは分かりますけど…………気を取り直して、じゃぁ、ユーキさんの〝可能性が良い方と悪い方の2つあり、どちらか判断できない時〟は何ですかー?」


ユ「僕はあれですね、建物を建てるスピードが速い時に、現代の最新技術のおかげで速いのか、突貫工事なのか判断出来ない時ですねー」



ミ「あー、あの建物ですね。確かにソッコーで完成しましたよね…………はい、業界の闇を暴きたいわけではないので、今日はここまでになりますー」




ユーキ&ミーナ「「でわでわ、また明日ー」」






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