13 考えすぎて、脳がバグる瞬間
「はい、久しぶりに始まりましたー! スカイハイレディオ、メインパーソナリティの〝ユーキ〟です」
「〝ミーナ〟です。どもー」
ユ「いやぁ、ネタはあったのに、なかなかラジオ開催されませんでしたねー」
ミ「そうですねー。皆さん忙しかったらしいですよー。仕事の山場だとか、靭帯損傷だとか……」
ユ「あー、聞きました。ディレクターさんの靭帯損傷。ギプスかサポーターか選んでって言われて、ギプスを選んじゃったらしいですねー」
ミ「そうそう、してみたくなっちゃったらしいです。松葉杖とか」
ユ「それで、帰りに車に乗り込んで気付いたらしいですよ……〝運転出来ないじゃん!?〟って……クックックッ」
ミ「ちょっと、ユーキさん!? 笑ったら失礼ですよ! ……フフッ」
ユ「ミーナも笑ってるじゃん! アハハッ! ……コホン。ではさっそく今日のお題に行きましょうか」
ミ「考えすぎて、脳がバグる瞬間……ですねー。今回はマイルドなお題ですね」
ユ「あー、あれだね。悩んでたり意識し過ぎたりして、あれあれ?ってなる瞬間ね。いきなり脳の処理能力がおかしくなったり無くなったりするよねー」
ミ「そうですねー。私の場合、なぜか甘酒の話で盛り上がってた時に、話しすぎて甘酒を飲んでると思い込みながら、にごり酒を飲んでしまった時ですかねー。とってもビックリしました」
ユ「……あんまり共感できませんね。コーラかと思ったら麦茶だった時とか、もっとノーマルな例えしてくれませんかー?」
ミ「私、お酒しばりなんでー! そこが売りなんですよー」
ユ「……はい、ここでリスナーさんからのメッセージを紹介しますねー。なになに『ある言葉を繰り返し考えてて、あらためて字面を見ると合っているのか不安になった時』 あー、ありますねー!」
ミ「ゲシュタルト崩壊の一種ですねー」
ユ「僕、たまに仕事中に起こるんですが〝ここで立ち止まってる訳にはいかない!〟って正義のヒーロー感出して無視してます。時間という敵に追われていますからねー」
ミ「あー、だからユーキさんからの連絡、よく誤字があるんですねー」
ユ「え??」
ミ「はい、ここで他のリスナーさんからのメッセージを紹介します! 『遊びの予定があって家を出るぞっていう数分前から、何故か行きたくなくなる時』 んー、これは脳がバグってるんじゃなくで、その人の性格じゃないでしょうか?」
ユ「でも僕とっても分かります。インドアなんで、このまま家でゆっくりしていたくなるんですよねー」
ミ「誘いづらっ! ユーキさんの数少ないお友達が、今後余計に遊びづらくなりますよ!」
ユ「……遊ぶの大好きです! ってことで、今度どこかに遊びにいこうよ」
ミ「えー。……私も何故か、行きたくなくなってきましたー」
ユ「早くない!?」
ミ「……じゃぁ、ユーキさんの〝考えすぎて、脳がバグる瞬間〟は何ですかー?」
ユ「僕はあれですね、ある芸能人の名前に句読点がつくことをたまたま知ったんですよ。そしたら、テレビで見るたびにその人が気になり出して……気になり過ぎて恋してるのかと勘違いするほどの時ですね……もうやめて欲しい……」
ミ「……はい、ユーキさんの全然共感出来ない微妙な例えが出た所で、今日はここまでになりますー」
ユーキ&ミーナ「「でわでわ、また明日ー」」