表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/132

第110話 ドラゴンを召喚できるようになったけど・・・

「なぜこうなった・・・」


ユウキの目の前にはイチャイチャしているホーリードラゴンとダークドラゴンの姿があった。


ダークドラゴンを毛嫌いしていたホーリードラゴンだったが、人化したダークドラゴンを見て、一目ぼれしたらしく、そこからはホーリードラゴンがダークドラゴンにべったりと引っ付いている。


ダークドラゴンもまんざらでもないのかニヤニヤしながらホーリードラゴンとイチャイチャしていた。


「ユウキ・・・どうするの?これ。」


「ああ。」


ユウキはイチャイチャしているホーリードラゴン達に近寄った。


「ホーリードラゴン。俺達はどうすればいいんだ?」


「あっ。ごめんなさい。そうでしたね。え~っと私達はドラゴン界に帰るから必要になったら召喚魔法を使ってくれればユウキさんの所に現れます。それでホーリードラゴンっていうのは種族名なので、ユウキさんには名前を付けてほしいんです。」


「はい。お願いします。」


「おっそれはいいな。ユウキよ。我にも名前を付けてくれ。」


ホーリードラゴンとともに、ダークドラゴンも名付けの依頼をしてきた。


「名前か~・・・・どうしよ・・・」


ユウキはジュリア、リーネ、ニーチェに相談した。


「名前ね~ドラゴンでしょ。なかなか難しいわね。」


「ドラゴンですからカッコいい名前がいいんですかね?」


「アタシにまかせろ。男の方がポチで、女の方がタマはどうだ?」


「ニーチェ。それは・・・」


「まあ頼まれたのはユウキでしょ。あなたが考えなさい。」


「え~・・・」


(ドラゴンか・・・バハムート、ドラン、リヴァイアサン、レヴィアタン・・・思い付かん。あっ!そうか簡単に考えればいいんだ。)


「ホーリーとダークでどうだ?」


「えっ!?ユウキ。さすがにそれは・・・」


「いいじゃないホーリードラゴンのホーリーね。わかりやすいわ。」


「我もダークドラゴンのダークか。かっこいい名前だ。」


(よかった。ドラゴンの感性が俺たちと違ってるみたいだ。普通に喜んでくれてるぞ。)


「よかった。ならホーリー。これからよろしくな。」


「わかったわ。いつでも呼んでね。じゃあダーク!行きましょ。」


「ああ。それじゃあユウキよ。色々とありがとう。」


そういって、ホーリードラゴンとダークドラゴンは消えていった。


「は~。疲れたけど終わったみたいだな。」


「そうね。でもまあ無事にドラゴンの封印は解けたんでしょ。よかったじゃない。」


「そうだな。とりあえずカツヤ達と合流するためにフレイヤに向かうか。」


黒の神殿を攻略したユウキ達は、カツヤ達と待ち合わせしているフレイヤの街へと向かった。


そして・・・


「なんじゃこりゃ!?」


カツヤ達はまだフレイヤの街に来ていなかったので、ユウキ達は酒場でゆっくりしていた。ゆっくり食事や酒を飲みながら楽しんでいると、ユウキが大声を出した。


「どうしたのユウキ?」


「あっああ・・・」


ユウキは何があったのかジュリア達に話した。


ユウキが叫んだ理由はふと自分のステータスを確認した時に起こった。


【名前】ユウキ

【職業】主人公レベル68、真の勇者レベル42

【レベル】65(+35) → 68(+42)

【HP】1380 → 1480

【MP】1350 → 1450

【力】1330 → 1430

【体力】1330 → 1430

【守り】1330 → 1430

【魔力】1330 → 1430

【敏捷】1330 → 1430

【賢さ】1290 → 1390

【運】1330 → 1430


【スキル】鑑定・ドロップ率アップ極・主人公補正・魅力アップ極

     召喚魔法フェンリル・復活・限界突破・テイミング

     状態異常無効・かみなり魔法・絶倫・分身

     サブ職業

【スキル2】勇者の極み・ドラゴンバスター極・極光の盾

      召喚魔法(ドラゴン夫婦のダーク&ホーリー)

     メタルバスター極


【職業履歴】

戦士LV35

かばう・スラッシュ・気合溜め・疾風切り・2段切り

ハヤブサ切り・メガスラッシュ


武道家LV35

力溜め・精神統一・ハヤブサ拳・2段蹴り・聖拳突き

瞑想・回し蹴り


僧侶LV35

ヒール・キュア・プロテクト・パワーアップ・メガヒール

エリアヒール・シールド・メガキュア


魔法使いLV35

ファイア・アイス・スリープ・ファイアストーム・エスケイプ

テレポート・メガファイア・メガアイス


英雄LV53

英雄の証・フライ


英雄王LV20

メタル斬り・ギガスラッシュ・ギガヒール・ギガファイア・爆裂拳


レベルが上がってる事?

新しいスキルを覚えている事?


いやいや、前回封印されていた召喚魔法が更新されて、ドラゴン娘からドラゴン夫婦になっていたのだ。


「それは展開が早いわね。さっき別れたばかりなのに、もう夫婦になってるの?一応詳細鑑定してみたら?」


ユウキはジュリアに言われた通り、スキルの詳細を鑑定してみた。


【名称】召喚魔法(ドラゴン夫婦のダーク&ホーリー)

【効果】ドラゴン界のアイドルホーリードラゴンと、ドラゴン貴族のダークドラゴン。光と闇のドラゴンの攻撃はこの世のどんなものでも消し去るだろう。


※さすがユウキね。ユウキのハーレムに入ると思ってたけど、予想の斜め上行く結果になったわ。ちょっと様子を見てみたけど周りがドン引きするぐらいイチャイチャしてたわよ。まああれね・・・がんばんなさい。


スキルの詳細を見て、ユウキはため息をつくのだった・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ