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第六十九話 「Новый мир(新世界)」

挿絵(By みてみん)


「な、何で...っ こ、河野先輩が、


 ここにっッ!?」


ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ!


「・・・そんな事言ってる場合か


 見ろ、アレ?」


「あ、あれは・・・」


"ヒュォォォォオオオオオオオ---------


「(み、道・・・)」


「Коно ты тоже здесь?

(河野、アナタも、この場所に....?)」


「Цвефов

(ツベフォフ....)」


"ザッ!"


河野によって、N/Sの捜査員の手から逃れた


隆和は、そのまま傷付いた体を押し


橋から森を通り抜けしばらく走ると、


目の前に巨大な岩肌が立ちはだかり、


その岩肌の影からツベフォフが姿を現す....


「Я не ожидал что N/S


 расследует и это.

(まさか、こっちにももう、N/Sの


 捜査の手が迫ってるとはな・・・)」


「Коно, кажется у тебя


 хорошая интуиция

(コウノ...アナタは、


 どうやら"勘"のいい人のようだ....)」


「・・・え? え?」


二人のやり取りに、何が起きたのか分かっていない


隆和は、鶏の様に二人の間で左右に激しく首を振る


"ザシャッ!!"


「・・・・っ!」


「...Коно...!!

(・・・コウノッ...!!)」


"カタッ"


「Лебедева,,

(・・・レベデワ、か・・・)」


"ヒュオオオオオオオオ---------"


「Ни за что ты идешь


 этим путем

(まさか、アナタが"こっち"に


 来てるなんて-------)」


「если я здесь что-то


 не так?

(・・・俺がここにいたら、


 何か不都合でもあるのか....?)」


「(этот мужчина....)

(この男-------....)」


本来なら、この男、コウノ、は


今頃モスクワで通常通り会社に出勤している筈で、


その出勤した所を狙い、このモフソゴルロフで


ツベフォフを逮捕するのと同時に


レベデワはこの日本人を逮捕するつもりだった....


「Интересно почему


 ты здесь.

(-------どうして、あなたが


 ここにいるのかしら...)」


"ザッ ザッ ザッ ザッ----------


岩肌の前に立っている


コウノ、ツベフォフ、そして隆和から


距離を取り、感心した様な表情で歩き回るが、


レベデワの手には当然の様に


"拳銃"が握られている-------


「Должен ли я сказать


 вам почему?

(・・・理由を話す必要があるか?)」


「да

(そう-------、)」


"ガシャッ"


「っ・・・」


「Я не знаю о чем ты


 думаешь но ты никоим


 образом не сможешь


 сбежать отсюда

(何を考えているのかは知らないけど、


 どの道、あなた達はここから


 逃げ出す事はできない-------)」


「Он опасный парень.

(・・・物騒な奴だな)」


"チャッ"


河野の後ろに立ちはだかる、


崖になった岩肌を見ながらレベデワが


拳銃を構えると、河野はその様子に顔色一つ変えず


淡々とレベデワ、そして自分の目の前に


突きつられた拳銃に、薄く目を見開く--------


「----Закончилось.


 Здесь два парня с


 пистолетами, И я,

(-------終りよ。


 ・・・こっちには拳銃を持った男が二人、


 そして、私------)」


「Этот этот


 тысячелистник!

(こ、このヤロウ------ッ)」


「Что у тебя лицо


 не в грязи?


 вы не смогли найти


 никакой другой еды?

(・・・何だ、顔中が土だらけじゃないか?


 ...他に食料が見つからなかったのか?)」


「Т,ты!

(て、テメッ...!


"グッ"


思わず飛びかかろうとする素振りを見せた


アントンを、拳銃を突きつけたまま


レベデワは片手で制止する-------


「ну будь ты в Москве


 или здесь результат


 один и тот же


 В пункте назначения


 нет будущего есть


 только конец--------

(・・・まあ、アナタがモスクワにいようが、


 ここにいようが結局は同じ結果------


 あなたの行く先には"未来"なんて無いし、


 ただ、"終わり"があるだけ------....)」


「・・・・」


"ヒュオオオオオオオ---------


「Теперь просто сдавайся


 и встань на колени

(さあ、諦めて素直に膝をつきなさい-------)」


「Что будет, если я


 откажусь?

(・・・断ったらどうなる?)」


「Антон, Кириллов....!

(アントン、キリロフ....!)」


「・・・・」


「・・・・」


"ダッ"


「,,,остановка

(・・・近付くな)」


「--------、」


「--------、」


"ザッ...


ザッ、ザッ ザッ ザッ....


「(ぁあ~ そ、そんな刺激したら...っ)」


「Эта земля Россия,

(・・・この、ロシアの大地-------、)」


「Цвефов...!

(ツベフォフ・・・!)」


レベデワの横から、二人の男が拳銃を構えながら


かなり距離のある河野の元まで


ゆっくりと近づいて来ると、


岩肌の前に立っていたツベフォフが


おもむろに口を開く....


「Закрытый мир--------….


 И Лебедева


 контрразведывательный


 комитет N/S--------

(閉ざされた世界------....


 そして、N/Sの防諜委員である


 レベデワ--------)」


「как и ожидалось


 кажется вы заметили.

(・・・やはり


 気付いていたみたいね-------)」


"チャッ"


レベデワ、は、照準をコウノに合わせたまま


ツベフォフの言葉に答える


「Глядя на нашу нынешнюю


 ситуацию вы говорите


 что это конец

(あなたは、現在の我々の状況を見て、これが


 "終わり"だと言うが--------....


"ザッ...


ザッ ザッ ザッ ザッ....!


「Ни за что вы хотите


 сказать что это начало?

(まさか、これが


 "始まり"だとでも言いたい訳?)」


「--------、」


「--------、」


言葉を後押しする様に、拳銃を突きつけた


二人の男が河野の側まで近付いて来る.....


「Ребята люди из


 российского


 правительства Нет для


 всех людей в этом


 мире этот закрытый


 мир должен быть не


 концом а судьбой

(アナタ達、ロシア政府の人間------、


 いや、この世界全ての人間にとって


 この閉ざされた世界は、"終焉"では無く、


 "運命"となるべき場所だ--------


「О чем ты говоришь?

(・・・何を言ってるのかしら)」


「Давай, Сямэнь--------

(さあ、エイモイ--------、)」


「え?」


「Интересно что ты


 собираешься делать

(・・・何をするつもりなのかしら------)」


「Эта серебряная бутылка

(その、銀の瓶を--------)」


「あ、ぁあ?」


「(-------- ч!?

(-------ッ!?


 Антон! ? "Кирирофу!" ?

(アントンッ!? キリロフッ!?)」


「--------、!」


「!!」


「Давайте откроем дверь


 в «новый мир»--------!

("新しい世界"への、扉を開こう--------ッ!)」


"カッ


「Уваааааааааааа

(う、うわァァアアアアアアッ


「Ч-что...

(な、何-------ッ)」


「Да ладно это начало


 нового "мира"------! !

(さあ、新しい"世界"の始まりだ--------ッ)」


「テメェェエエエエエエエエッ


 "ゴウ"ナァァアアアアアアアアアアアアッッッ」


「ス、スサケフスキッ!?」


"カッ・・・・!


「(Привет,------

(な、--------


「Ugh, Ugyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

(う、ウギャァアアアアアッ------!


突然、ツベフォフが隆和の持っていた


"エモイソード"に括り付けられていた


銀の瓶を手に取り、それを岩肌の前にかざすと


「------ウ、ウワァアアッ!? 


 う、ウワァァアアアアアアっッ!?」


「Ну, это ослепительно

(ま、眩しい------っ!)」


「Я-я не вижу----l

(み、見えねえ------ッ


「Это начало нового мира

(新しい、"世界"の始まりだ-------ッ


辺り一面が激しい光に包まれ


視界一色が白色に変わる!


"シュウウウウウォォオオオオオオオ----------


「Я, я не вижу--------

(み、見えねえ--------)」


「цу, цубэфофу!?

(ツ、ツベフォフッ!?)」


「Угааааааааааааааааа

(う、ウギャアアアアアアアアアアッ


"シュウウウウウウウゥゥゥゥンッ.....


「----------


「・----------


「--------


「----------------


「....----------


「----------------


「.. ..------ ----------


「----------------....


「----------  ----------


「…------------、----------....


「~~----------------


「---------- -------- ----------


「....---------- ----------....


「    --------------


「     --------------


「----------------.......... ......


ロシアにて 第三部~シベリアで、逢いましょう~


--к следующему--

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