第六十八話 「конец(終わり)」
「(な、何で-------、 ッ!?
ッハ、! -------ッハァッ!」
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ!"
「(В конце концов этот
мужчина тоже!)
(やっぱり、あの男も-------!)
Вы оба остановитесь.
вы не можете сбежать
отсюда!?
(二人とも、そこで止まりなさいっ
・・・この場所からは
逃げ出す事はできないわっ!?)」
「(な、なん------ッ、!?
--------ハッ ハッ ハッ、ハッ------!」
"ザシャッ、ザシャッ、ザシャッ、ザシャッ!!
「(は、橋-------!
"ザアアアアアアアァァァァ---------
何故、こうなったのか。
「Ой разве вы не видите
этого парня?
Перестань! ! ?
(------オイッ コイツ(拳銃)が見えねえのかっ
-------止まりやがれッ!!?)」
"ザシャッ ザシャッ
ザシャッ ザシャッ---------!!
「(な、なんなん.... っ?
な、なんなんん--------....!!)」
"ズササッ!!
突然、鬼の形相で、自分に迫って来る
レベデワ、そして二人の男から
ツベフォフの後を追う様に林を通り抜け、
隆和はひたすら走り続けるが
「(は、橋--------!
"ザシャッ"
訳も分からず、必死で林の中を
枝に刺さりながら抜け、
突然、視界が広がった先の場所を見ると、
そこにはかなり長い距離に架かった
"吊り橋"
が渡っているのが見える-------
「Давай пересечемся
Эймой--------…
(・・・渡ろう、エイモイ------...)」
「Я, перехожу А!?
(わ、渡る----- ッハァッ...!?
「Я пристрелю тебя!!
Япончик! ! ? О нет!?
"Стрелять!" ?
(・・・撃つぞーッ このヤローッ!!
ジャップっッ!!? テメェッ!?
"撃っち"
まうぞぉぉぉおおおお!?)」
「!!?」
"ザシャッ!!"
「------ッ!」
「------ハッ! ハッ!?
--------ハァァアアアアアっッ!?
「Япончик!? Арест!!
АрестованАААААААААА!!
(ジャップっッ!?
---------"逮捕"ッ!!
"逮捕"だァァアアアアアアアアっ!!)」
"ガシャンッ ガシャンッ
ガシャンッ ガシャンッ!!
"なぜ逃げているのか"
「(--------!)」
"ガシャンッ ガシャンッ
ガシャンッ ガシャンッ
「ッんハァッ、 ンッ!、ハァァッ-------!?」
ガシャガシャと軋んだ音を鳴らしながら、
隆和は、徐々に、自分の後ろへと近づいて来る
迷彩服に身を包んだ男を目を見開きながら、
鶏の様に勢いよく吊り橋を駆け抜ける
「ぁアッ、 ワッ ------あわっ!?
---------アワワワワワワワワッ」
「Арестован, Арестован!?
(-------タイホ、タイホぉッ!?)」
"ガシャンッ ガシャンッ
ガシャンッ ガシャンッ!
「わ、ワワッ --------ワワワワワワワッ」
「Арестован Арестован!!
Сумасшедший Арестован
Daaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!
(タイホッ タイホォォッッ!!
・・・"キチガイ"、は、"タイホ"っッ!
ダぁぁァァァアアアアアーーーッ!!?)」
「(あ、ぁああああっーーー わわっ
アワワワワワッ)」
"ガシッ!"
「Арестован!
(・・・"逮捕"だっ....!!)」
"ズサササササッ!
「-------あ、あわわわわわわっ」
"グッ グッ"
「あ、あわわ わわわわっ」
「...яп!
(・・・ジャップ...っ、!?)」
"ガシャアアアンッ!"
橋が終わりかけた所で、
男から全速力で逃げていた隆和は、
後ろから飛びかかって来た男に
思い切りタックルをくらい、
そのまま馬乗りになって覆いかぶされる
「Арестован,
(・・・"タイホ"だ...ッ!)」
"ガシッ!!"
「--------あ、あわわわわっ」
"キラッ キラッ"
「Арестован это
Арестован!
(タイホ・・・ッ タイホだッ・・・!)」
「(-------- .. ...!
"や、やべぇ--------
「Этот ублюдок.
я не гражданин имею
привычку говорить я
не гражданин а
просто убегаю,Ах!?
(この野郎ォ・・・っ
"国民では無い"分際のクセしやがって、
逃げ足だけは速ええじゃねえかっ
"ァア"ッ------!?)」
「あ、あわわわわわっ!」
「Антон! Держи этого
человека!
(アントンッ! そのままその男を抑えてッ!)」
「Национальная измена
обезопасить одного
мужчину!
(・・・国家反逆罪、
"男性一名"確保-------ッ!)」
「くっ、クォっ・・・」
"バタッ! バタッ!"
「Арестован! Арестован!
(逮捕ォォ...っ 逮捕だッ・・・!)」
「(・・・・ ....)」
"バタッ.... バタッ....
「Хорошо ты наконец-то
повзрослел.
Теперь это Арестован!?
(・・・よーし、ようやく
大人しくなりやがったな....
今、"タイホ"だっッ!?)」
「(・・・"逮捕"---------
"GAME OVER"
「(な、ん、で....
【------父さんッ!?
国公立大学を卒業すると、
MARCHを卒業するより
内定は取りやすいのですかっ!?】
【ああ、そうだな、....!】
「(いさ、オ.... ? ?
「Какого черта этот
тысячелистник вдруг
стал таким тихим!
(・・・何だ、このヤロウ
急に大人しくなりやがったな)」
「Разве он не протекает
даже с мочой?
(・・・ションベンでも
漏らしてんじゃねえのか?)」
「(宏江------....
【-------アンタッ!? アンタっッ!!?】
"ガシャンッ ガシャンッ ガシャンッ"
「Антон! Не трогай его
больше руками!
(アントンッ------
それ以上手は出さないでッ!)」
「О как можно больше?
(ああ、なるべく....な?)」
"ガシャンッ ガシャンッ
ガシャンッ ガシャンッッ-------!!
【タカカズ、そろそろ新しい"技"、
....習得した方がいいんじゃない?】
【麻衣っ....】
"ガシャンッ ガシャンッ ガシャァァンッ....
まるで、春の訪れを告げる様に
「(な、 ん、で、 . .. ..
"ガシャッ ガシャッ"
「--------Арестован!
Арестован Дааааааа!
(-------"タイホ"ッ!
"タイホ"ダぁぁァァアッ!)」
「Антон, Цвефов!?
(アントン、ツベフォフはッ--------!?)」
「Ах это немного впереди
(------ああっ 少し先だッ!?)」
"グッ、グッ!"
「(・・・"逮捕"、
される、の....か--------・・・
まるで静かな春の訪れを告げる様に、
吊り橋の上を、自分を逮捕するために迫って来る
春の"足音"を感じながら
「(タイホ....、 "タイホ"、--------....!
「что? Этот
тысячелистник?
ты плачешь?
(・・・なんだァ? このヤロウ?
・・・泣いてんのか?)」
「(タイホ.... ッ たイ、ホッ-------
何故こうなったのか、
どうしてこうなったのか
「(麻衣....!
自らの運命を呪っていると、徐々に
体から力が抜けていくのを感じ、隆和は
鮪の様にただじっと、自分の運命の終わりの訪れ、
このロシアでの長い旅路も
"終わり"を迎えた事を悟る------....
「(・・・住宅型ローンって、返済期間は
何年くらいなんだろうな・・・)」
「срок погашения
жилищного кредита
составляет Интересно
сколько лет.
(ヘヘッ------ このヤロウっ....!
N/Sから逃げられると
思ってんのかよッ・・・)」
"グイ グイッ"
「・・・ア、...」
"シュルッ シュルルルルルッ"
「Хе-хе, Этот парень ха!
(ヘヘッ... "コイツ"、でッ・・・・!)」
「(・・・"ナワ"....
自分の体に、何か巻かれる様な感覚を感じ
「Посмотрите на него.
этот парень, о!
(見てろよッ.... こいつで...っ、オっ!)」
地面の上で横たわっていると、徐々に
自分の体の周りに男が手に持っていた
"縄"が巻かれていく-------
「(....いてえ、な--------....
「Ой! Ах немного,
(・・・オッ!? あ、す、少し・・・ッ)」
"グッ! グッ!"
「(・・・ロシアの刑務所って
インターネットとかは使えるのか....
「Ой,----!?
(オッ、------ッ!?)」
"ズササササササッッ!!
「(次に転生したら、
もう少しハイスキルのエンジニアとかに
生まれたかった・・・)」
ガアンッ!!
「Чт...! О, о!?
(なっ・・・! お、おマ ッ!?
"ガキィッ!!
「Вау!?
(っふホォァッ!?)」
"ズサササササササササッ!!"
「А, Антон----!?
(ア、アントン--------ッ!?)」
「・・・?」
"ザシャッ"
「(・・・なん、だ、...?
「オイ、隆和、寝てる場合か」
ザシャッッ!!
「・ ・ ・ ・
--------ッッ!?
こ、河野先輩ッッ!?」
「・・・相変わらず、お前は、
"デキない"奴だな....」
"ザッ!!"
「・・・え?
--------... な、なん、」
「Ах, это--------
(あ、アレ--------)」
「П-почему Коно здесь!?
(な、何で、
"コウノ"がここにっ------っッ!?)」
「・・・行くぞ」
突然、颯爽と姿を現したコウノは、
馬乗りになっていた男に
強烈な前蹴りを浴びせると、そのまま
倒れている隆和に向かって手を差し出す
「・・・!
あ、あ、は、ハイ------ッ!?」
「Ко, Коно,Вау!!?
(コ、コウノ--------ッッ
ッッ---------!!?)」




