第五十九話 「Цвефов и Лебедева(ツベフォフとレベデワ)」
"ブシューゥゥウウッ"
「・・・・」
"ガサッ ガササッ"
「Значит я буду работать
на газовом объекте
здесь а Лебедева будет
работать на бассейне
в конце тоннеля да?
(それじゃ、俺がこっちのガス施設の作業で、
レベデワはトンネルの先の
"プール"の方をやるって事だよな?)」
「кажется так,
(・・・そうみたいね....)」
"ゴウンッ ゴウンッ ゴウンッ ゴウンッ....."
「(Кроме того мне
интересно собирается
ли этот парень
пропустить свою
работу...)
(また、この男は仕事を
サボるつもりなのかしら....)」
"ブシューッ"
Абсолютная-Ø。工場区画。
「(Кажется Цвефов
подарил мне ту
серебряную бутылку.)
(何か、ツベフォフから
あの銀の瓶をもらったみたいだけど...)」
「よ~し 今日も仕事するぞー」
「(・・・・)」
おそらく、まるで仕事など
するつもりも無いのだろうが、あえて周りに
聞こえる様に大声を上げている様子を見て、
レベデワの意識が隆和へと向かう....
「------今日は、休憩無しだな。」
「(Иногда кажется что
он расслабляется в
своей работе но похоже
он работает до
некоторой степени)
(・・・時々、仕事を
サボったりしてるみたいだけど
ある程度は働くみたいね....)」
「仕事っ 仕事っ」
"キュッ キュッ"
「(Эта серебряная
бутылка,)
(あの銀の瓶・・・・)」
"キラッ"
「(Я слышал что это вам
дал Цвефов)
(何か、ツベフォフから
渡されたと聞いたけど....)」
"ジャアアアアアアアア...."
レベデワの視線が、一輪車の上に乗せられた
隆和の作業袋から覗いている銀の瓶へと向かう
「(У Коуно есть связь
с Цувефовым. И этот
человек Такаказу
подчиненный Коно)
(コウノはツベフォフと繋がりを持ってる...
そしてあの男、タカカズ、は
そのコウノの部下....)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「(Бассейн....)
(プール....)」
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ...."
「(Видимо он определенно
Не гражданин. )
(どうやら、彼は間違いなく
"国民"では無い--------....!)」
"サアアアアアアアアァァァ"
この所、N/Sの防諜委員として
施設内部を探っていたレベデワは、
これまでにこの施設内で見て来た様々な
道具や、ツベフォフ達の行動、
そして今自分がいる貯水タンクが
並べられた場所の先にある
プールに溜められた液体の様な物を見て
「подумав
(やっぱり--------、)」
ツベフォフが自分が所属するN/Sの調査対象、
"国民では無い"事を確信する--------
「(А потом. Партия будет
Петренков.)
(後は....党志、ペトレンコフ....)」
"ガタッ!"
「Ой...!
(ッ...!)」
「вы работали здесь
сегодня?
(・・・今日は、こっちで
作業をしていたのか....)」
「Директор Цвефов...,
(ツベフォフ所長.....、)」
"コトッ"
先程作業をしていたガス区画から、トンネルを抜け
広い空間の中に何か水が蓄えられた
プールがある巨大な貯水タンクが
並べられた場所で、レベデワが
ファイルを手に持ちながら
タンクの気温を見ていると、
どこから現れたのか分からないが
この施設の所長である、"ツベフォフ"が姿を現す
「Это странный этаж
(------不思議な床だ....)」
「・・・・?」
"コッ コッ コッ コッ--------"
ツベフォフ、は、貯水タンクと
貯水タンクの間に通っている
今レベデワが立っている細い通路を通り抜けると、
静かに、ゆっくりと靴の音を響かせながら
側まで近づいて来る.....
「Кроме того интересно
материал пола такой
же как и в других
помещениях.
(------別に他の施設と床の材質は
変わらないんじゃないかしら...)」
「это странное место
(....変わった場所だ...)」
「(・・・・)」
何を目的としているか分からない、
特に機嫌を伺う訳でも無く、
かと言って自分の事を話す訳でも無く、
静かに側へと歩み寄って来るツベフォフに、
レベデワは表情を硬くする-------
"カッ"
「・・・・?」
レベデワの横を通り過ぎ少し先にある
水が溜められたプールの縁に立つと、
ツベフォフが振り返る
「Такая женщина как ты
очень редко входит в
это учреждение,
(・・・あなたの様な女性が
この施設に入って来るのも、
とても、珍しい事だ-------)」
「О, кажется на этом
объекте есть еще
несколько работниц?
(・・・あら、この施設内には、
他にも女性の作業者は
何人かいるみたいだけど....?)」
「Ты особенный
(あなたは、"特別"だ・・・)」
「специальный?
(・・・"特別"?)」




