第五十話 「Сусаковский(スサケフスキ)」
「Что? Сусаковски
снова нет?
(------何だ?
・・・スサケフスキは、またいないのか?)」
「Да главный редактор
кажется встал со
своего места и
куда-то ушел.
(・・・ええ、編集長なら席を外して
どこかに行ってるみたいだけど....)」
藻須区輪亜部新聞、第一編集局。
「(昨日もあいつ席を外してたよな....)
Что-то здесь
здесь и там
Вы не часто выходите
за пределы вокзала?
(何か、ここんとこやたらと
局の外に出てる事多くないか?)」
「Эх да. хм.
Нет перестань Тасоев.
Я на работе.
Возможно Сусаковский
контактирует с
Лебедевой в
Мовсогорлове. Тасоев! ?
(え、ええ・・・ んっ...
や、やめて、タソエフ... 仕事中よ
・・・たぶん、スサケフスキ編集長なら
モフソゴルロフにいるレベデワと
連絡を取ってるみたいだわ... んっ
------タソエフ!?)」
「(・・・・)
Да я понимаю.
(そうか、分かった。)」
「Погодите? Но начальник
бюро уже здесь
(ちょ、ちょっと!?
し、支局長がいるんだから------っ)」
「Что ты говоришь тебе
нравится это
говорить верно?
(何言ってるんだ...
こう言うのが、好きなんだろ?)」
「Ой!
(もうっ....!)」
「(・・・・)」
妙に体の距離感が近い、第一編集局の
女性社員と男性社員の話を聞くと、
河野はそのまま第一編集局を後にする....
「На, Наталья
(ナ、ナタリア------っ)」
「Нет, нет!... Тасоев!?
Эй это компания!?
(だ、だめよ! ・・・タソエフ!?
こ、ここは会社よっ!?)」
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「Вот почему вы думаете
что вы там работаете
благодаря кому?!
(だからテメェそっちで仕事してるのは
誰のおかげで仕事できてると
思ってるんだっ!?)」
"スパアアアアアアァァァ.....
「(ここにいたのか....)」
「Ой,--------Ой!?
О, нет!? Ты слушаешь!?
(オイッ、-------オイッ!?
テメェっ!? 聞いてんのかよっ!?)」
「オイ、スサケフスキ....」
「ゴ、ゴウナッ!?」
"ピッ"
スサケフスキがこの所頻繁に席を外している事に、
何か業務に対する"手抜き"の様な物を感じたのか
河野が他の社員に聞いて回りながら
第一編集局から1Fにある喫煙所まで行くと、
そこに煙草を咥えたスサケフスキの姿が見える
「ナ、ナンダイ------....ッ!
ゴ、ゴウナスワンジャネェカっ!?」
"ピッ"
「・・・電話をしてたのか?」
"ガサッ ガササッ!!"
「イ、イヤ、チョト、
アノ、ソトニデテルブカト
ハナシガアッテナ・・・!」
「(・・・?)」
「ヘヘッ------
タイシタコトハネェ、
タイシタコトハ------....ネェンダ...!」
"ピッ ピッ"
河野が、真顔でスサケフスキを見ていると、
スサケフスキはかなり慌てた素振りで
自分の携帯電話を上着のポケットに
乱暴にしまう
「・・・お前、この所、ずい分
自分の席を外してこの喫煙所に
いるみたいじゃないか?」
「------ヘヘッ シラブベフ。
イヤ、ドウムォ、
デキノワルイブカデナ------...?
"ジョウシ"ノオレモテエヘンダヨ?」
「・・・モフソゴルロフのレベデワ、と
連絡を取ってると聞いたが....」
「ッ------!?
ア、アア、ソウジャヘイスァ?」
「・・・・?
今、何て言ったんだ?」
「エ? ナンダッテンダイ?」
「(・・・・)」
一見、発音の悪い他言語が不得意な
外人を装っている様に見えるが
「ニチニチマネ、ニチニチマネ....」
「(・・・・)」
河野は、すぐさまそれが故意だと言う事に気付く。
「お前、ふざけてるのか何かは知らんが、
電話の時間が少し多すぎるんじゃないか?」
「・・・エ? ナンダッテンダイ?」
「・・・子供か。お前は。
とぼけるのもいいが、
あまり舐めた態度を取ってると
いつでもお前を会社から
追い出す事はできるんだぞ」
「・・・!
ソ、ソレハ------」
「・・・俺の前でふざけた態度を取るな。」
「・・・ア、アア....!」
「------仕事に戻れ。」
「アア。 リョウカイダ-------」
"カッ カッ カッ カッ--------"
「(電話・・・)」
喫煙所を後にしながら、
「ヘヘッ------ ヤルサカネエ、
ヤルサカネエッ、ディァ...!」
河野は、自分が電話の事を問い質した時に
スサケフスキが妙な態度を見せた事に何か
"作為"の様な物を感じ取っていた....
「ヤブサカネエ------
ゴウナスワン....ソイツア
ヤブサカネエヨ--------」
「(・・・・)」




