第四十七話 「три цифры(三桁)」
「・・・・」
"ゴウウウゥゥンッ ゴウウウウウゥゥンッ...."
「Это труба с газом, да?
(これ、ガスが通ってるパイプなんだろ?)」
「да...
(ええ...)」
「Однако
(しかし-------、)」
Абсолютная-Ø。
プラント区画と呼ばれる、空間内に
様々なパイプが張り巡らされ、
そのパイプとパイプをつなぐ装置なのか
何か水栓弁の様な弁が所々に置かれた場所で、
隆和は今自分の目の前で大きな機械音を上げている
錆びたパイプ管に目を向ける
"ザッ ザッ--------
「В это время душевное
спокойствие было
худшим.
(この間の心和は、最悪だったな・・・)」
「О, это было
довольно мило Эмой?
(------あら、けっこう素敵だったわよ
エイモイ....?)」
「Это так?
(そ、そうか?)」
「Да, очень
(ええ、とても-------)」
周りに張り巡らされた
パイプ管の間を縫う様に、その間に入り
隆和がパイプの周りに付着した汚れを
デッキブラシを持ち磨いていると、
話が前回の心和の講習へと向かう....
「(意外と、いけるモンだな------)」
【うおぉぉぉぉおおおおおッ!
"エモイッ" "エモイ"ソードだぁぁァァァッ!】
【Такаказу!
(タカカズッ!)】
【О, это потрясающе!
(す、すげえっ!)】
「(ロシア人にはウケが悪いんじゃないかと
思ってたんだが...)」
「Сямэнь тогда я оставлю
это тебе
(エイモイ、それじゃ
こっちはあなたに任せるわ)」
「Ага, понятно
(------ああ、分かった)」
"カチャ"
「(・・・・)」
"ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ--------
「・・・・」
徐々に、周りの作業員達と打ち解けて来たのか
何かファイルの様な物を手にしながら、
パイプの間を通り抜けていくレベデワの姿を
隆和は気の抜けた表情で見る....
「(・・・もう少し、レベルアップしないとな)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「(・・・・)」
"ザッ ザッ ザッ ザッ---------
「(Под землей. это место
похоже на хранилище
газа.)
(地下の... ここは
ガスの貯蔵施設みたいだけれど...)」
"ゴオオオオオオオゥゥ....."
「(・・・・)」
隆和の側から離れ、広めのパイプが張り巡らされた
室内の場所から先へと進むと、レベデワは
トンネルの様な場所の中へと入り
周りを囲む大きなうなり音を上げている
別のパイプ管を脇に見ながら、
トンネルの中を先へと進んで行く....
"ガサッ"
「(Это может быть плохой
идеей,)
(これは、まずいかも知れないわね------)」
"ゴオオオオオォォォオ--------
トンネル内の先程より直径のある周りの
パイプや設備を見て、思わずレベデワは
手にしていた携帯のカメラを手に取るが
「(На днях Цвефов
смотрел как я снимаю
в мобильник, так что
остановись.)
(この間、ツベフォフに携帯で
撮影している所を見られてるから、
止した方がいいわね....)」
"ガサッ"
取り出した携帯を自分の作業着の
胸ポケットに収めると、再び暗く
先へと続く通路を、手にしたファイルを持ちながら
先へと進んで行く....
「(Даже так,Цвефов.)
(それにしても------ ツベフォフ....)」
【Значит ты член
контрразведывательного
комитета N/S!?
(そ、それじゃ、オメェは、
N/Sの防諜委員だってのか!?)】
【Да, верно Вот почему
ты не можешь держать
меня подальше от
этого места и ты не
можешь отдавать мне
приказы
(ええ、そう------
だから、あなたは、私をこの場所から
遠ざける事もできないし、私に対して
"命令"をする事もできないわ------)】
【Что за черт...!
(な、なんだと・・・!)】
「(Сусаковский,)
(スサケフスキ・・・)」
スサケフスキとの前回の
電話のやり取りを思い返しながら、
不可解な印象を感じさせるパイプが
幾重にも張り巡らされた
トンネルの中をただ進んで行く-------
【Нет нет даже если ты
сделал это,
В конце концов к нам
в компанию пришел
бюрократ N/S Омэ,
Нет нет во-первых это
все как-то странно не
правда ли.
(い、いや、それにしたって------....
何だってN/Sの局員のオメェが、
ウチの会社に------...っ
い、いや、そもそもが
色々おかしいじゃねえか・・・)】
【Моя цель,
(私の目的は-------....)】
「(Коно,)
(コウノ-------)」
自分が国家治安維持局である
N/Sの局員である事を告げると、スサケフスキは
普段見せていた態度をやや軟化させ、
切り早に次々と質問を浴びせてくる
【Если подумать Коно
глава бюро вашей
компании,
(・・・そう言えば、あなたの会社の
支局長を務めるコウノ------)】
【・・・・】
【В последнее время
Коуно часто общался с
Крамом.
(この所、あの"コウノ"は頻繁に
クラム(ロシア政府機関)と
連絡を取っている...)】
【Ах да я говорил это.
(あ、ああ、確かにそう言ったがよ...)】
「Этот человек Куно
сказал что он связан
с Цувефовым который
также является
директором этого
места.
(あの男、"コウノ"は、ここの所長でもある
ツベフォフと繋がりがあるって
言ってたわよね...)」
強圧的な態度で今まで自分の意見には
あまり耳を貸そうとしなかったスサケフスキだが、
どうやら自分がN/Sの局員と言う事を知って
ある程度は話を聞く様になったらしい
【Сусаковский.
(スサケフスキ....)】
【Ой ой
(あ、ああ)】
【В своем рассказе вы
сказали, что Коно и
Цвефов теперь вместе
работают над
новостным сайтом под
названием Eart nEws верно?
(あなたの話だと、その
"コウノ"と"ツベフォフ"は今、
Eart nEwsと言うニュースサイトで
一緒に仕事をしてるって言ってたわよね?)】
【Что с этим случилось?
(そ、それがどうかしたのか)】
「(Внезапно разрешение
взять интервью у
Крама.
Кроме того связь с
Цувефовым,)
(突然のクラムへの取材許可....
それに、ツベフォフとの繋がり------)」
【Возможно что Коно
что-то не так,
Может быть он замешан
в чем-то вроде
преступления.
(もしかしたら、その"コウノ"は、
何か不正------...."犯罪"の様な事に
関わっているのかも-------)】
【! Кто правда?
(------! ...ほ、本当かっ?)】
【・・・・】
「(Его воля...)
(彼の、"意志"は....)」
"ゴゥゥウウウウンッ ゴゥゥウウウウウンッ...."
「(・・・・)」
暗い、トンネル内を歩きながら
「(Здравствуйте три
цифры кажется больше
чем я думал.
(どうも、
три цифры(トリ・ツーフエ)の
思っている以上みたいね....)」
レベデワは、この施設に何か大きな
"力"が働いているのでは無いかと
感じ始めていた....
「(Цвефов....)
(ツベフォフ....)」




