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第四十話「Резонанс(共鳴)」

挿絵(By みてみん)


「Кажется вам интересно


 узнать об этом


 объекте.

(・・・アナタは、どうやら、


 この施設の事が気になっている様だ-------)」


"パンッ!


「Интересно, о чем


 ты говоришь.

(・・・何を言ってるのかしら....)」


「・・・・」


突然現れたツベフォフ。


「(Мне сказали что


  сегодня я наблюдал


  за работой на


  испытательном


  полигоне обо


  рудования


  подстанции


  позиционера выше)

(今日は、上のポジショナー変電設備試験場で


 作業現場の監督をしてるって


 聞かされていたけど...)」


「・・・・」


"パンッ!"


「(・・・・)」


何の瓶かは分からないが、


銀の瓶を軽く上に放り投げながら、


自分の側へと近づいてくるツベフォフに


レベデワは注意深く目を向ける....


「Сегодня очень


 хороший день.

(・・・今日は、とてもいい日だ------)」


「да очень.

(・・・ええ、とても。)」


「・・・・」


"パンッ!


ツベフォフは、何度か瓶を放り上げると


それを掴み取る事に何か


喜びの様な物を感じているのか、


子供染みたその行為を何度も繰り返し続ける


「Даже если директор


 Цвефов потрудился


 приехать в такое


 место вам что-то


 нужно?

(------それにしても、ツベフォフ所長が


 わざわざこんな所に来るなんて


 何か、ご用かしら)」


「для?... для...

(------用? ・・・用------...)」


"ガタッ"


「・・・・」


「Прошло два месяца с


 тех пор как вы пришли


 в это учреждение.


 Нет это почти


 три месяца.

(アナタが、この施設に来てから二カ月------


 いや、そろそろ三カ月になるか...)」


「・・・・」


腰の高さ程ある机に、


半身になりながら腰を下ろすと


ツベフォフは落ち着いた口調で


レベデワに語り掛ける


「Согласно тому что вы


 сказали ранее я почти


 уверен, что это из


 газеты Mosu Ward Waabe.

(以前、アナタがした話だと、


 確か...藻須区輪亜部新聞の...)」


「Вы имеете в виду


 главного редактора


 Сусаковски?

(スサケフスキ編集長の事?)」


「да, этот Сусаковский.

(・・・そうだ、そのスサケフスキ...)」


"パシャッ..."


「Сусакевски узнал что я


 публиковал статьи для


 Earth nEws, и теперь


 Сусакевски говорит


 мне чтобы я позволил


 ему сделать эту


 работу.

(そのスサケフスキは、私が


 Earth nEwsに記事を提供している事を知り


 今、そのスサケフスキはその仕事を


 自分に任せる様に言ってきている...)」


「(・・・・)」


つい2、3日程前にこの冷却棟でした話を


ツベフォフは再び繰り返す


「・・・・」


「・・・・」


"ガタッ"


「・・・!」


「ты.

(アナタ....)」


「・・・・」


適当に思っている事をそのまま喋っているのか


まるで会話にならない様な会話を続けながら


ツベフォフは机から床の上に立つと、


レベデワから後ろに振り返り、薬品の瓶が置かれている


棚の前で立ち止まる


「Это холодное подземное


 сооружение в вечной


 мерзлоте,

(この、気温の低い


 永久凍土の地下施設--------)」


「・・・??」


「Последние два месяца


 вы женщина, терпели


 эти суровые условия


 продолжая усердно


 работать,

(女性のアナタは、この二カ月程の間


 この厳しい環境に耐えながらも


 過酷な労働を続けて来た-------)」


「??」


「・・・・」


「???」


"スッ"


「(--------....)」


"タッ タッ タッ タッ--------"


「Ты и я чувствуем


 что-то вроде судьбы.

(アナタ、と私は何か、


 "運命"の様な物を感じる--------)」


「е,

(・・・え、


「・・・・」


"パンッ!"


「(・・・・)」


銀の瓶を放り投げながら


「Директор Цвефов,

(ツベフォフ所長-------


レベデワは、研査室を出て行く


ツベフォフの後姿を見る....


「"необходимый".

(・・・"必然"だ...)」

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