表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/69

第三十七話 「намерение(意図)」

挿絵(By みてみん)


「・・・・」


"スッ"


「(ツベフォフ氏-------)」


"コポ... コポポ...


「今日は、"冷却棟"の清掃でつカ」


「------そうだな...そうだな、林さん...」


「Такакадзу я оставляю


 эту комнату на тебя.


 Я буду убирать вон


 там вечную мерзлоту.

(------タカカズ、この部屋は


 あなたに任せるわ。


 私は向こうの"永久凍土"の方を


 掃除して来るから)」


「Ой.

(ああ...)」


"ガラ... ガララララ....


「(・・・・)」


Абсолютная-Ø、プラント区画の先にある


巨大な穴の中に建造された、何か


様々な生体や植物の遺伝子を


保管するための場所なのか


"冷却棟"と呼ばれる雑多に円筒上の


水槽が置かれた施設で、


隆和、林、レベデワの三人は


ツベフォフの後姿を見ながら


それぞれ今日の作業である


"清掃"の持ち場につく....


「レベデワ、ムコウ行ったヨ! エモイつぁん」


「------そうだな... かなり広い場所だからなー


 一カ所で集まってても作業がはかどらんから


 俺達も部屋を分けて掃除するか」


「それもそうネ」


「(・・・・)」


"ガラ.... ガララララ...."


「(行ったな・・・)」


"スッ"


自分の言葉に同調していた林が、デッキブラシや


他の清掃道具を一輪車に乗せ


部屋から出て行くのを見ながら、隆和は


この施設の基本となっているのか暗く、


教室程の広さのある室内に並べられた


様々な生物の遺骸(いがい)が浮かべられた、


円筒状の水槽に手を当てる....


「(・・・トゥルレジェ...)」


"スッ"


「・・・・」


"ボォォォォオオオオオオオオオオ--------"


水槽から出る、緑色の淡い光に照らされながら


「(・・・・)」


作業袋から


"ゴーグル"


を取り出すと、それを頭に装着し


そのまま異世界へと旅立つ--------


「(行くぞ・・・っ!)」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「Этот объект.

(この施設-------)」


"ガラ... ガララララ...."


「Орин.

(オィリン(鹿)・・・)」


「Интересно, какова цель

(・・・・何の目的があるのかしら------...)」


"コッ コッ コッ コッ--------"


「Это немного


 удивительно

(・・・これは、少し驚くわね------)」


冷却棟。 


隆和達がいる部屋から少し離れた別の部屋の中で、


レベデワは目の前の水槽に浮かべられた


様々な鹿、狐、狼、虎--------


「(・・・・)」


おそらく、何かの研究のための物なのか、


目の前に並べられた円筒状の水槽の中に浮かんだ


様々な動物の死骸を見て


レベデワは、軽く息を呑む....


「Я слышал что рядом


 есть место под


 названием Закутие Ми


 которое похоже на


 экосистему Сибири

(・・・この近くには


 ザクーティェ・ミー(閉ざされた世界)


 と呼ばれる、シベリアの生態系と同じ様な


 場所があると聞いてるけど-------)」


"コッ コッ コッ コッ--------


「Его цель,

("彼"の目的は------)」


この、Абсолютная-Ø。


「Песко- и


 газопереработка


 мясопереработка и даже


 лекция под названием


 сердцесумма цель


 которой неясна

(砂やガスの精製、食肉加工、更には


 "心和"と呼ばれる、目的のよく分からない


 講習の時間------....)」


"コッ コッ コッ コッ"


「(・・・・)」


この施設に作業員として働く様になってから


今まで施設内で目にして来た、あまり


外の建物とは似つかわしくない、


施設内の環境について考えを巡らせる....


"コッ"


「(・・・・)」


一際大きな水槽の前で足を止めると、レベデワは


そのまま自分の作業着の胸ポケットから


携帯電話を取り出す


「(・・・・)」


"カシャ"


「(・・・・・)」


"カシャ カシャシャ"


「с этим....

(これで....)」


胸ポケットから取り出した携帯を


水槽の中にいる動物の遺骸にかざすと、


そのまま携帯のカメラを使い


次々と室内の動物の死骸を写真に収めて行く....


「(・・・・)」


"カシャ"


「Это тоже

(こっちも--------


「Лебедева,

(レベデワ--------ッ


「"!"」


部屋の入り口から声がし、思わず振り返る


「Директор Цвефов.

(ツベフォフ所長-------)」


「Лебедева...

(レベデワ・・・っ)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ